親の事が心配になったら 親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと

親が倒れたら、あなたが今すぐすべき処置やその後の対応は?

親が突然倒れたとき、「どこで倒れたか」、「その場所に家族はいるのか」「軽症or重症」などによって、家族の対応策は変わってきます。気が動転してしまうと、適切な判断が出来なくなるので、難しいことですが、できるだけ冷静になって判断してください。

①まず、冷静になりましょう

②むやみに動かさず、衣服などを緩めて楽にさせてあげましょう

③すぐに119番に連絡をして救急車をよびましょう

④症状を伝えて、救急隊員の指示を受けてください

⑤救急車を待つ間に、かかりつけ医にも電話をしてください

⑥かかりつけ医や救急隊が到着したあと、家族や会社へ連絡してください

また、下記の症状に当てはまる場合は、救急車を呼んでください。

・意識障害があり、ぐったりしている

・痙攣を起こしている

・大量の出血をともなう怪我や広範囲のやけどがある時

・冷や汗をともなう強い吐き気をもよおしている時

・異物を飲み込んで意識がない場合、異物をのどに詰まらせている場合

・交通事故、転落などの事故など

また、これら以外にも「顔の半分がしびれる」「ろれつが回らない」「視野が欠ける」という症状も危険な状態なので、躊躇せず、119番に連絡するようにしましょう

親が倒れた場合次の4つに関しては、よくある子、困りごとの事例です。

① 普段よく通う場所の連絡先が分からない (新聞・定期配送・習い事等)

② 預金通帳、健康保険証、印鑑などの保管場所が分からない 。又熱費や税金、年金など、どの口座を使用しているのは分からない

③どんな生命保険に入っているのか把握していない

④誰に連絡をとるべきなのかが分からない

この項目で当てはまるものがあれば、出来るだけ早い段階で確認しておいた方が安心です。。親から聞き出すのが大変な場合は、家族全員で集まった時などに理由を説明して、情報を共有しておくと良いでしょう。

緊急入院した親が退院を迎えるまでに考えなくてはならないことも山積みです。以下は急ぎ考えなければならない案件です

退院後はどこに住んでもらうのか? まずは在宅か施設入居かを決めましょう。退院後に、住み慣れた自宅で暮らさせるのか(在宅)、それとも施設に入居させるのかは大きな選択です。親自身の希望や心身の状況、家族だけでどこまでの介護ができるか、金銭的な余裕があるかなど、一時の感情だけでなく総合的に判断したいものです。在宅介護の場合、家族にかかる負荷はどうしても大きくなるものですから、本人や ソーシャルワーカー とよく話し合いましょう。

誰が面倒を看るのか?介護、なかでも在宅介護を行っていく上で大切なのは、家族同士で助け合うこと。誰かに負担がかかりすぎると、何かと問題が起きてくるものです。遠くに離れて暮らしている者は、近くに住んで普段親の面倒を見る兄弟に対しては、金銭的な援助をするなど、「みんなで親の面倒を見る」という気持ちをもってよく話し合うことをお勧めします。

③介護されたくないと考えている親を説得できる? ご高齢の方の場合「誰かの世話になるなんて……」という抵抗感が強く、特に第三者による介護を嫌う人が少なくありません。在宅介護が難しく施設入所をお願いしたくても、なかなか聞き入れてもらえない場合は、医療ソーシャルワーカーやかかりつけ病院の主治医などに説得をお願いするのも一つの方法です。高齢者の傾向として、いわゆる「先生」の言うことに耳を傾けやすいものです。

親が無事退院できること自体は喜ばしいことですが、100%元通りの生活に戻れない場合は、介護が始まるという事になります。
入院期間を短縮させようという動きの強い昨今では、退院は思ったより早く来ることが多いので、早めに退院後の親の生活をどうするのか考える必要があります。多くの病院は、入院してから数日のうちに「入院診療計画書」を作成し、治療計画や予想される入院期間について説明があります。退院後どうしたいかもその時に聞かれます。 入院中の不安や困っていることだけでなく、転院や退院後の暮らし方についての相談、介護保険についてのアドバイスなど、専門家の立場から相談に乗ってくれ るのがソーシャルワーカー さんです。介護を受ける必要があるならば、「介護認定」を受けられるかどうかは確認しておく必要があります。申請してから介護認定を受けるまで、約1か月間の時間が必要になるので、親の入院が決まったら手続きをスムーズに進められるように、手配しておきましょう。 医療ソーシャルワーカーのいない病院に入院した場合は、病棟の看護師に相談すると良いでしょう。

近年では、病院は早期退院をさせる傾向にあります。準備が出来ていませんではすみませんので、慌てずにプランを立てる必要があります。

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