ご両親はお元気でしょうか?まだまだ元気なはずと思っていても、あちこちに“変化”が!?
「認知症に“なりたて”の時は、家族でもその変化になかなか気づくことができないんですよ」と、語る服部先生。
久しぶりに親と顔を合わせた時には、「会話内容を忘れていたり、同じ話を繰り返したり、など、“おかしいな??”という兆候が」
また、可能であれば、タンスや引き出し、冷蔵庫の中もさりげなく確認しておきたいものです。タンスの中に汚れ物が押し込まれている、冷蔵庫の中に腐った食べ物や賞味期限過ぎた、同じ食材がいくつも詰め込まれていた等の様子から、“変化”に気づくことも少なくないはずです。
また、男性(父親)の場合、特に用事があるわけでもないのに「外出したがる」のも、よく知られている認知症のサインな。ふらっと外出したまま、なかなか帰ってこないといった行動がないか、チェックしておきましょう。
ちなみに、子どもや孫が来るなど、いつもと違う状況下では認知症の兆候は影をひそめるといいます。
できる限り親の“日常”を知り、小さな変化を見逃さないことを心がけたいですね。
今、「親の面倒を見なくては・・・・・・」と、介護離職する人も増えていますが、介護は家族だけで頑張るものではありません
「介護は“。自分の問題”として抱え込むのではなく、年末年始で帰省した時に地域のケアマネージャーやご近所も含めて
“みんなで見守る”協力体制をつくっておくべきです。そのために年末年始などに帰省した際には、周囲に声をかけ、関係性を築いておいてほしいですね」。
「24時間自宅で見守り世話をする」というイメージを持たれがちだった介護も、現在ははさまざまな選択肢が用意されています。
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