親の事 Q&A

親のことが心配になってきたら Q&A! 在宅か施設か? メリットとデメリット 

母は現在病院に入院中。遠方で一人暮らしをしている母が自宅で転倒し、足を骨折し入院しました。
退院後の生活が心配なので老人ホームへの入居を考えているのですが、退院まであと数日しかありません。どうしたらよいでしょう?

退院は介護の始まり!
親の病状が快方に向かい、退院できること自体は喜ばしいことですが、マヒが残るなど100%元通りの生活に戻れない場合は、介護が始まることになります。
入院期間を短縮させようという動きの強い昨今では、退院は思ったより早く来ることが多いので、早めに退院後の親の生活をどうするのか考える必要があります。

在宅か施設か? メリットデメリットとともに考えていきましょう

 

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老人ホームは空室があるからといってすぐに入居できるものではありません。
できるだけ早く入居したいのであれば、特別養護老人ホームより入居待機者が少ない「有料老人ホーム」がおススメです。ただし受け入れるスタッフ側にも準備があるため、通常では入居まで2~3週間程度の日数が必要となります。

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まずは、医療ソーシャルワーカーに相談してみましょう。入院中の不安や困り事を聞いてくれるだけでなく、転院が必要な場合の相談、退院後の暮らし方へについての相談、介護保険についてのアドバイスなど、専門的な立場から相談に乗ってくれるのが病院内にいる医療ソーシャルワーカーです。医療ソーシャルワーカーのいない病院に入院した場合は、病棟の看護師に相談すると良いでしょう。退院後に在宅復帰にする場合と施設に入る場合、それぞれのメリットや考えなければならないポイントを整理してみましょう。

家族がケアを担えるかどうかが大きなポイント!大切なのは、どちらを選んでも「これで良かった」と思えることです。

在宅介護の場合、慣れ親しんだ環境で自分のペースで暮らせるメリットがあります。
この環境では危ないし、快適とは思えないと思っても、本人にとって「慣れ親しんだ環境」は大事ではあります。認知症発生の観点からみると慣れ親しんだ環境で出来る限り自立して生活することはとても大切なことです。「多少不便でも、慣れた場所で暮らしたい」という方なら、施設より在宅のほうが向いているでしょう。(症状にもよりますが)

病院を退院後に在宅復帰を考えるのであれば家族の介護負担が可能かどうかが肝心です。本人が自宅での暮らしを望む場合、在宅での生活が理想的。しかし退院した後も医療ケアや介護が必要になる場合、家族がケアの担い手として時間を割く必要があります。とはいえ、24時間つきっきりで在宅介護ができるか不安という方も少なくありませんし、ご質問の方のように遠距離の場合はかなりハードルが上がってしまいますね。気持で本人の希望をかなえてあげたいと思っても、難しいことも多いものです。また、インシュリン注射やストーマの管理、カテーテル管理といった医療ケアを家族でできるのか、在宅生活を送るうえで必要となるサポート医療はしっかり受けられるのかなどの課題もあります。

施設介護の場合は、介護の負担が家族以外に分散される良さがあります。
また、ひとり暮らしの方でしたら、寂しさや不安が軽減されるのもメリットですが、集団生活をストレスと感じる方もいます。
生活環境が変わってしまう事で、混乱したり、慣れるまで時間がかかることもあるようです。
「多少不便でも、慣れた場所で暮らしたい」という方なら、施設より在宅のほうが向いているでしょう。(症状にもよりますが)
家族で介護することによって家族関係がぎくしゃくしたり、やさしく介護にあたることができなくなることもあります。
そんな時も、在宅介護より「余裕をもって介護ができること」を優先したほうがいいかもしれません。

どちらにもメリットがありどちらにもデメリットがありのが現実です。

実際のところほとんどの高齢者は、家に帰っても自宅で自立した生活が出来ると思いがちです。また家族もできるだけの事をしてあげたいとも思うでしょう。
そんな時はいったん自宅に帰って考えるということでもよいのでは?

在宅での療養を考えるとき、まずはどんなサービスがあるかを理解してください!在宅での療養時に利用できるサービスとしては医師による往診や定期的な訪問診療、訪問看護、訪問リハビリサービスなどがあります。病院などにいる医療ソーシャルワーカーに相談して、訪問看護ステーションや医師を紹介してもらいましょう。

介護が必要であれば、家庭で受けられる訪問介護や夜間対応型訪問介護、居宅療養管理指導などのサービスが受けられるので、ケアマネジャーと相談し、ケアプランを作成してもらう必要が出てきます。こうしたサービスを利用すれば、家族が介護・看護ができるのかどうか、まずは判断してみましょう。

介護の担い手が少人数の場合、訪問介護サービスなどを利用しても、気が休まらない場合が多くなります。そこで、一時的に介護から解放されて休息を取るという意味でも、ショートステイの活用が効果的です。

ショートステイとは、介護施設などに短期間だけ入居し、食事や入浴などの介助やリハビリテーションを受けるサービスで、大きく「短期入所生活介護」と「短期入所療養介護」の2つに分けられます。「短期入所生活介護」は食事や入浴などの生活支援がメインですが、「短期入所療養介護」では医療サービスが受けられるため、日常的に医療ケアが必要な方でも安心して入居することができます。また、将来的に施設介護への移行を検討している方は、施設介護を経験する良い機会にもなります。退院まで数日しかないご質問者の場合などもこのショートステイで急場をしのぐということも可能です。
居宅サービスの組み合わせで、改善できることもたくさんあります。
まずはケアマネジャーさんに相談してみるのが一番です。

「どうしても自宅にいたい」という思いを優先するために、何ができるかを一緒に考えてもらいましょう。
ご本人ができなくて困っていることや、介護する方が大変に感じていることなどを、どのように補うかがポイントです。

在宅介護に困難を感じているなら、現状のままがんばり続けるのには限界があります。
地域の介護相談を聞いてくれてる地域包括支援センターケアマネジャーに相談するなど、介護の相談窓口へ足を運んでみましょう。話をしっかり聞いてくださり、助言などもしていただけます。

初めての介護生活では、様々なことにつまずきます。介護サービスを上手に利用し、一人で抱え込まず、家族や地域の力も借りながら介護することを強くお勧めします。

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