認知症の行方不明者はのべ1万7479人で、前年よりも552人多く、7年連続で最多を更新し、2018年以前に届け出があった人を含め、昨年、遺体で発見されたのは460人だったと警察庁が2日発表。

認知症の行方不明者はのべ1万7479人で、前年よりも552人多く、7年連続で最多を更新し、2018年以前に届け出があった人を含め、昨年、遺体で発見されたのは460人。

2016年の桜美林大学老年学総合研究所の調査では、行方不明から5日間経過すると生存率が0%となるという結果も出ています。生存していた場合でも、自宅から遠く離れた土地で発見されたり、本人が住所な身元を伝えることができず身元不明者とされているケースもあるようです。

徘徊の動機や原因としては以下のようなことが想定されます。

道に迷って
帰宅しようとして
なぜここにいるのか忘れて
過去の習慣の再現として
居場所を探してなどが考えられます。
家族や知人の顔が認識できず、見知らぬ人がいると思い不安になったり、置かれている環境やそこでの介護に不満があったりすると、感情が抑制できず衝動的に外出につながることがあります。
本人にとっては「より心地よい場所を探している」状態です。
症状の一つとして
前頭葉や側頭葉が萎縮して起こる前頭側頭型認知症では、同じ行動を繰り返す常同行動という症状が見られる場合があります。
その症状で、同じところを目的なく行き来する場合もあり、結果として「徘徊」とされる場合もあります。
また、レビー小体型認知症では幻視が生じ、不安な幻視から逃れようとする行動が「徘徊」とされることもあります。
徘徊のリスクを低減する方法
それぞれに理由のある「外出」である「徘徊」を止めることは、実際は非常に困難です。

ご本人の行動パターンや立ち寄り場所を知っておくと、発見しやすくなります。
記憶障害により自分で言えない状況を想定し、名前や連絡先をキーホルダーや財布など常に持ち歩くもの、衣服に目立たぬように記入するなど、複数身につけてもらいましょう。
位置情報を知らせてくれるGPS端末を利用するのも有効です。首から下げたり、ポケットに入れたり、靴につけておくことができるタイプがあります。携帯電話のGPS機能を使用するのも良いでしょう。地域包括支援センターなどに相談してみましょう。
探索しやすいよう、顔写真を準備したり、当日の服装を記録しておくと有効です。
地域との連携
徘徊対策には地域との協力が欠かせません。ご近所・地域とは日ごろのお付き合いが大切です。

立ち寄る可能性のある店舗や、駅などの交通機関を事前に知っておくと、いざというときに協力をお願いすることもできます。
行方不明者を発見保護するSOSネットワークなどがある自治体もあります。外出傾向がある場合は、地域包括支援センターに相談し、事前に登録しておくとよいでしょう。
介護職は認知症や道迷いの高齢者に気が付きやすいもの。サービスを利用している事業所やケアマネジャーに、前もって相談しておくといいでしょう。
担当ケアマネジャーやデイサービス、ヘルパー事業所など、介護事業者同士で声をかけあい、捜索に協力してくれることもあります。
徘徊が発生したとき
実際にご本人が行方不明になると、認知症に対する家族の「恥」の意識が、捜索の足かせになることがあります。

家族がご近所に「認知症の人がいる」と知られたくないために、捜索を自力だけで行い、結果、手遅れになってしまうケースもあります。

しかし、家族が思っているより、認知症の方の行方不明はありふれていて、地域との連携が当たり前、おたがいさまの時代になっているのです。たくさんの人の協力を心おきなく仰ぎましょう。

具体的には、以下のようなことを行います。

立ち寄りやすい場所やなじみの商店やコンビニ、公園や交通機関をさがします。
並行して、自力での捜索だけに頼らず、まずは迅速に警察に連絡しましょう。戸惑うかもしれませんが、通報時間が早ければ早いほど捜索範囲も狭まり、発見する確率はずっと高くなります。
地域包括支援センターや担当ケアマネジャー、利用している介護サービス事業所に連絡してください。良い対策法や捜索のコツを心得ていることが多いものです。
認知症高齢者の行方不明は、そのままでは命の危険もあり大きなリスクを伴いますが、どれだけ気を付けていても、行方不明になることはあり得ます。

ご家族だけで徘徊対策に気を張り続けて、共倒れや虐待につながるようなことがあってはいけません。介護職も巻き込みながらこの記事のような手段を講じてみましょう。

認知症サポーター制度などにより、一般の方々にも徐々に認知症理解が促されてきています。専門職や地域の方の力を借り、それでも「もう難しい」という場合は施設入居も選択肢にいれながら、ご本人もご家族も心安らかになるように対応していきましょう。

https://kaigo.homes.co.jp/manual/dementia/symptom/haikai/

出典 

LIFULL介護

https://www.asahi.com/articles/ASN6T34M6N6MOIPE01B.html?iref=pc_rellink_01

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