親の事が心配になってきたらまず読む 「介護施設の入居にあたって参考」にしたいこと

施設を決める場合、生活能力+予算、通院の利便性で選ぶことになります。 まず、入居金や毎月の生活費がいくらぐらいかかるのか、それは親の預貯金や年金収入などでまかなえるのか、家族の金銭的援助がいるのかなど、しっかりと資金計画を立て、経済的に無理のない入居サービスを選びましょう。そして、室内にキッチン・トイレ・風呂の有無や病院、居宅介護サービスの併設、買い物・交通の利便性などがあるかどうかもポイントです。 また、自立生活レベルと介護認定の程度で選ぶ施設が違います。
お体の状態(持病など)によっては、専門医との連携が重視されますが、 介護が重い、持病、特定の疾患(伝染性)などがある方は入居が難しくなる場合があります。  かかりつけ病院との連携及び介護サービスを受けている方はケアマネージャーとの連携の確認も必要です。(施設によっては病院、ケアマネの変更を余儀なくされるケースもあります。)

ご本人が直接老人ホームを視察することは、体力面などの問題から難しいこともありますが、居心地が悪ければ、体調を崩すこともありえます。 入居サービスを利用する場合、何らかの形で共同生活を行うことになるので、その施設に親がなじめるかどうかは重要です。1年間、1カ月、1日の予定や施設内でのルールを確認し、本人のライフスタイルや生活に合いそうかどうか検討してください。施設選びに正解はありませんが、要望を明らかにして、十分な情報収集をおこなえば、入居されるご本人もご家族も満足できる施設が見つかるはずです。

地域や施設のグレードなどにもよりますが、人気の老人ホームはすぐに満床となる傾向があることから、早く契約してしまおうと考えがちですが、事前の見学は最も重要なポイントと言えます。見学と事前検討をしないまま入居して、「最初の印象と違う」と不満を訴える方も多いのが現状です。

http://otonanavi.info/?p=239
http://otonanavi.info/?p=207

見学時のチェックポイント

①スタッフさんに関して のチェック

働いている職員はあなたに挨拶をしましたか? 入居者に声掛けをしていますか? スタッフが入居者や来訪者に明るく活き活きと挨拶ができている場合は、入居者との関係性も良く、職場の環境も良好である可能性が高いです。爪が不必要に長かったり、服装が乱れていると、スタッフの意識が欠如している場合もありますのでお勧めしかねます。
入居者さんの表情や雰囲気は? また入居者の身なりが清潔かどうかを見ておくとよいでしょう。同時に、これから入居するご家族が雰囲気に馴染めそうかどうかは大切なポイントです。
実際の介助の様子を見せてもらうのも大事です。近年では介護職員による虐待なども取り沙汰され、安全に過ごせるか心配されている方も多くいらっしゃるでしょう。実際にスタッフが入居者と触れ合い、コミュケーションを取る介助を見せてもらいその様子を確認しておきましょう。いくら施設が立派でサービスが充実していても、スタッフの質がポイントになることを理解してください。

※厚生労働省の平成26年度高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果によると、平成26年度の要介護施設従事者等(居宅サービスや施設の介護職員)による虐待の相談・通報 は1,120件、虐待と判断されたのは300件でした。施設での虐待は年々増加傾向にあります。 出典:厚生労働省

このような虐待が起こる大きな原因としては、以下の3つが考えられています。

1.認知症ケアの難しさ
認知症ケアは介護をする方も、高齢者から暴言や暴力を受けることがあります。高齢者に対してストレスを溜め込んだ感情が虐待につながります

2.介護業界の慢性的な人手不足
他業種よりも賃金が安いために希望者がいない、採用されても人間関係のトラブルですぐにやめてしまうことが人手不足の主な原因です。

3.介護職員の質の低下
人手不足に関係して、施設によっては介護職員の質が低いことも虐待の一因です。本来なら雇いたくない人材を人手不足で雇ってしまい、虐待のリスクが高まっているのです。

虐待の起こらない施設を見抜くチェックリスト
老人ホームを比較検討するときには、以下の4点をチェックしてみましょう。

①見学時間が1時間程度取られている
見学時間が十分取られていたとしても、質問に対して回答を濁される場合などは、都合の悪い部分を隠そうとしているとも考えられます。

②外出や携帯電話の持ち込みに制限があるか
外部との連絡手段が遮断されている閉鎖的な環境では、虐待が起こっても気づかれない場合があります。※住宅型有料老人ホームは家具の有無にご注意!

③地域住民にも開放されていたり、家族懇談会が定期的に開催されている
外部から、施設の環境が見えるかどうかも重要なポイント。家族側と施設側が互いの想いを理解し合う家族懇談会がある施設で虐待が起こる可能性は低いでしょう。

④従業員の経験年数・離職率
厚生労働省の介護サービス情報公表システムのサイトを見ると、施設の従業員やサービスについての情報を集めることができます。従業員の経験年数だけではなく、「相談・苦情等への対応」「外部機関等との連携」など運営状況についてのレーダーチャートなどが公開されているので、比較検討する際はぜひ活用しましょう。

近年、介護職員による虐待なども取り沙汰され、安全に過ごせるか心配されている方も多くいらっしゃるでしょう。実際にスタッフが入居者と触れ合い、コミュケーションを取る介助を見せてもらいその様子を確認しておきましょう。いくら施設が立派でサービスが充実していても、スタッフの質がポイントになることを理解してください。

②食事の内容と食事中の様子 ついてチェック

①入居者にとって、楽しみのひとつが食事でしょうす。食事が合わないと、体調への心配が生まれるばかりではなく、健康面にも悪影響を及ぼしてしまいます。 食事の内容や食事介助の様子もチェックしておきましょう。食事中に起きる事故として、誤飲や窒息があります。事故に十分対応できるスタッフ数が食事中にいるか、食事のペースを入居者に合わせてくれているか、などチェックしてください。

②献立で食事への工夫を確認しましょう
食事の特徴が入居者の好みに合っているかどうかも大きなポイントになります。 また、病状に応じて個別対応をしてくれるのかも確認しましょう。

③ホーム内の環境についてチェック

ホーム内の雰囲気や設備、共用スペースなどチェックすべき箇所は多くなります。気になる箇所があれば、スタッフに許可を取り、撮影しておくことをおすすめします。複数のホームに見学に行った際の判断材料になるでしょう。

①建物が清潔に保たれているかどうかで、おおよそそのホームの雰囲気は掴むことができます。居室やトイレ、浴室や共用スペースなど、見学では施設を一通り見ることができます。

② ホーム内環境と外部・周辺環境 など
共用スペースにはどのような種類があるか、エレベーターの数、手すりなどの補助設備、リハビリ施設や機械浴室などホームの設備に、入居者が必要なものが揃っているか必ずチェックしましょう。  コールボタンや収納スペースの位置。日当たりはどうか?設置されているものは何なのか?私物の持ち込みはどこまで許可されるのか?などチェックしてください。駐車場の有無や最寄り駅からの距離や交通機関などのアクセス情報と施設の周辺情報も忘れずに確認しておきましょう。
③レクリエーションやイベント企画についてもチェックしてください。外出やイベントなどはどのように行われているのでしょう?頻度や種類によって施設の姿勢がわかります。見学の日を予め合わせることで、様子を確認することができます。 ※お祭りや交流会などが苦手な高齢者には、「そっとして」くれる設備がおすすめ です。

もちろん、一回の見学ですべてがわかるわけではありません。そこで一回の見学でより多くの情報を得るため、または確認もれを防ぐため チェックシートを持参しましょう!
確認項目が多く、せっかく見学に行っても「確認し忘れた」「聞き忘れた」という事態は避けたいもの。「見学チェックシート」を持参することで、そのようなミスを防ぐことができます。

印刷してメモなど自由に書き込むことができる便利なチェックシートです↓↓

見学チェックシート(PDF版/170KB)

※なんでも質問しましょう!
疑問点や不明点は遠慮せず質問するようにしましょう。 また、ホームの見学は予約して訪問することになります。その際に、どの点を確認したいかをしっかり伝え、しっかりと見学したいポイントを抑えて日時を決めましょう。

入居を決めるポイントはいくつも存在しますが、結局決め手がない場合は、ホームで暮らしている姿を想像してみてください。「ここだったら安心して楽しく住める」というイメージが湧くところに決定しましょう。

※有料で体験宿泊が可能な住居もあります。

入居審査に必要なものは各施設でご確認ください。例として
① 健康状態のわかる書面 書面は施設が用意していたり、病院に提出をお願いしたりします。費用がかかるのは診断書ですが診療情報提供書などでしたら費用はそれほど掛かりません。
介護保険サービスを受けている方はケアマネジャーからの介護情報提供書が必要です
②保証人または身元引受人 金銭的保証人であったり、万が一、病院搬送や手術などになったときの連絡先と立会人も必要です。入居者が高齢ですから身内も高齢が多く、独居の方もおられますので探すのが難しい場合があります。
ご本人の生活能力次第では成年後見人、保佐人、補助人などが必要であったり任意後見人を依頼しなければなりません。

詳しくはこちら↓↓ 介護についての記事

 

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