詐欺被害の実態と対策について警察署長に聞いてみました。 AINIS

昨今ニュースでも大きく取り上げられている、SNS・携帯電話・固定電話等を利用した詐欺事件。
皆さんも疑わしいメールや電話が来た事があると思います。
今回は福岡県警小倉北警察署 磯辺芳文署長(取材当時)にその被害金額や手口の実態と どうしたら被害に遭わなくて済むかの対策を伺ってきました。
被害金額は驚愕の数字となっています。
皆さんの大切な財産 ひいては命を守る為に是非ご覧下さい。

​高齢者を狙った詐欺被害は依然として深刻な問題となっています。​2022年の特殊詐欺の認知件数は17,520件で、被害額は361.4億円に達しました。​このうち、65歳以上の高齢者の被害件数は15,065件で、全体の86.6%を占めています。​特に、65歳以上の女性の被害件数は11,517件に上っています。

主な詐欺の手口としては、還付金詐欺(4,679件)やオレオレ詐欺(4,278件)が多く報告されています。​これらに加え、キャッシュカード詐欺盗(3,051件)、架空料金請求詐欺(2,893件)、預貯金詐欺(2,362件)などがあり、これら5つの手口で全体の約98.5%を占めています。   ​警察庁+5caa.go.jp+5minnanokaigo.com+5

高齢者が詐欺被害に遭いやすい背景には、「お金」「健康」「孤独」の3つの不安があるとされています。​悪質業者はこれらの不安を巧みに利用し、親切を装って信用させる手口を用います。 ​kokusen.go.jp

特に、認知症などで判断力が低下している高齢者は、詐欺被害に遭うリスクが高まります。​被害を防ぐためには、家族や地域社会が日頃から高齢者と連絡を取り合い、詐欺の手口や対策について情報共有を行うことが重要です。​また、迷惑電話防止機能を持つ機器の活用や、金融機関との連携による注意喚起も効果的とされています。 ​警察庁+1Pacola+1

さらに、若い世代の家族が高齢者を詐欺から守る取り組みも注目されています。​例えば、中国では若年層の家族が高齢者に対してオンライン詐欺の注意喚起や教育を行うことで、被害を未然に防ぐ努力がなされています。 ​info.ninchisho.netarxiv.org

高齢者の詐欺被害を防ぐためには、社会全体での継続的な取り組みと支援が不可欠です。

この動画を契機に少しでも高齢者の詐欺被害が減ることを祈っています

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