最近感じる親の老化…どう対処したらいい? 

親の事が心配① 歩き方,変わってきたな~と感じたら?

親の歩き方が変わってきたな~と思っていると、出かけるのが大好きだった親が出歩くのは嫌だと言い出しました。

杖をつかなければいけない。
皆の歩調に合わせられない。
人込みが苦手になってしまった。
今日歩くと明日疲れて何もできなくなってしまう。

このように感じると、出かけるのが面倒になってきてしまうようです。 なんだか初めて親の老化を実感したような~そんな時どうするのが良いのでしょうか?

外出先で人と関わることも、身体のさまざまな部分が活性化されます。
特に家族以外の3人と話すことは、認知症予防にも役立つと言われています。
言葉を選んだり、相手の反応を気にしながら話したりと、家族との会話とは違う頭の使い方をするからです。慣れ親しんだ関係の会話では、脳への刺激はあまり期待できません。とは言え話さないよりはずっといいのですが・・・

また、外に出るために身体を起こしたり、動かしたりすることで、血液のめぐりも良くなり、廃用症候群の予防にもなります。

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親の事が心配② これって認知症?もの忘れ?

ここでご紹介するの認知症のチェックシートは、医療機関で認知症の診断に広く利用されてい「長谷川式認知症スケール」です。

質問内容の解説
1:年齢 2:日時の見当識 3:場所の見当識 4:言葉の即時記銘 5:計算
6:数字の逆唱 7:言葉の遅延再生 8:物品記銘 9:言語の流暢性

出典:加藤伸司, 下垣光, 小野寺敦志, 植田宏樹, 老川賢三, 池田一彦, 小坂敦二, 今井幸充, 長谷川和夫.改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の作成.老年精神医学雑誌.1991,vol2,no11,p 1339 -1347.

< 注1 >30点満点で、20点以下のとき、 認知症の可能性が高いと判断される。
< 注2 >認知症の重症度別の平均点
非認知症:24.3点/軽度認知症:19.1点/ 中等度認知症:15.4点/ やや高度認知症:10.7点/
高度認知症: 4.0点

評価スケールの結果について

■20点以下の方
→認知機能が低下が日常生活に影響を及ぼしている可能性があります。
この結果だけで即に認知症と診断されるものではありませんが、医療機関への相談をお勧めします。

医療機関での認知症の相談とは?(相談の流れをわかりやすく解説)

■21点以上の方
→認知機能の低下がに日常生活に影響を及ぼしている可能性は低そうです。
ただし、テストの結果は21点以上でも、気になる状態がある方は医療機関に相談してみましょう。
玄関で転倒。幸い骨折はしませんでしたが、救急車で運ばれた後ほぼ寝たきりに 旅行が好きであちこちでかけていたのに、この足ではどこにも行きたくないなんて・・・驚き! という方からご連絡をいただきました。そこまでは感じなくても歩き方が変わってきたなと感じることはありませんか?そんな時どうしたらいいのでしょう?

30点満点で、20点以下だった場合、認知症の疑いが高いと言われますが、この診断結果はあくまでも参考です。
このテストの点数が悪かったからといって、即「認知症」と診断されるものではありません。
ですが、気になる場合は、病院に行って検査・診断をおすすめします

認知症は親が発するサインに早く気付くことが大切です。上記のチェックシートを参考に親の様子を確認してください。認知症や老人性うつかもしれません。 今は、薬で認知症の進行を遅らせることも可能になってきました。親が検査を嫌がる場合は、まず近所のかかりつけの医師に相談をして、医師から検査の話をしてもらうとスムーズです。親のプライドを傷つけない言い方を忘れないように心がけましょう。

また、これまでできていたことは、なるべくやってもらうことも、元気で生活をするには必要です。中でも調理は認知症予防に役立つそうです。

親の事が心配③  食生活

高齢になると骨粗しょう症(骨折しやすくなる)・低栄養(体重減少、免疫力低下)・脱水(水分不足)などが増えてきます。改善のためには、食事バランスに気を付けたいもの。それは、寝たきりにならない“健康寿命”を延ばすことにもつながります。料理を一緒に食べて、塩分が濃くないか、栄養バランスを考えているか、などを確認してみてください。

「3つのバランス」チェック! 

①主食(ごはん・パン・麺類など炭水化物を含む食品) ②主菜(肉・魚・卵・大豆製品などたんぱく質を含む食品) ③副菜(野菜・きのこ・いも・海藻などビタミン、ミネラルを含む食品) 1回の食事で、主食・主菜・副菜の( )内の1食品が取れていれば、栄養バランスはOKです ※別途野菜は必須
年を重ねると、だんだんと買い物に行くのも、調理をするのも面倒になってくるようです。高齢者向けのレトルト食品や栄養バランスの良い配食の活用なども検討してみましょう。

高齢者の食生活の実態について

健康に良い規則正しい食生活とは

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親の事が心配④ お金のこと

なかなか聞きにくいけど重要なこと

 まずは親がどのくらいの資産を持っているかを把握しておきましょう。一般的なデータを出して聞いてみると親も答えやすいものです。気になるお金の話しを参考にしながら、実情を聞いてみるといいですね。
また、将来の相続トラブルは親の介護が火種になることもあります。兄弟といえどもきちんと整理しておくことが大切です。

気になるお金の話はこちらから!

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親の事が心配⑤ 悪質商法

詐欺に騙されないかが心配ですよね。ニュースで高齢者に対する悪質商法の報道を目にするたびにうちの親は大丈夫なんだろうか?と心配になりますよね。ぜひ、右アルソックのページから気を付ける点を確認してください

 ↑↑気をつけて!高齢者を狙った悪質商法

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高齢の親の事。最も心配なこと、それは「もし親に何かあったら」ではないでしょうか。「まだ元気に暮らしているから大丈夫」と思いつつ、そのときは予期せずやってきます。

親が元気なうちにどれだけ前もって行動や準備をしておくかで、いざ何かあったときに大きく差がつきます。

ぜひ一読しておいてください!

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