福井県の竹下 清さん92歳初の「名誉野菜ソムリエ」認定へ

野菜ソムリエ活動18年の功績を讃え、称号を授与

一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会(所在地:東京都中央区 理事長:福井 栄治)は、これまでの野菜ソムリエ上級プロとしての長年の功績を讃え、福井県 竹下 清さん(92)を「名誉野菜ソムリエ」に認定しました。当協会が名誉野菜ソムリエを認定するのは今回が初めてです。

「名誉野菜ソムリエ」の認定証を手にして

■名誉野菜ソムリエとは
日本野菜ソムリエ協会の理念に共感し、野菜ソムリエの活動を通して社会に多大なる貢献をし、その中でも特に功績が優れている方にお贈りする称号です。

竹下 清さん 

竹下 清さん 

■竹下 清さんのプロフィール
長らくJA活動に参画し、JA福井市組合長まで務める。
JA福井市現役時代、職員に生活習慣病の予備軍が多いことに危機感を覚えたことをきっかけに退任後の2005年に74歳で野菜ソムリエ(当時:ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)資格を取得。
その後、2007年77歳の時に野菜ソムリエプロ(当時:ベジタブル&フルーツマイスター)、2009年には全国最高齢(当時)79歳で野菜ソムリエ上級プロ(当時:シニア・ベジタブル&フルーツマイスター)資格を取得。
資格取得後は資格を活かし、食と健康に関する講演活動や、福井の伝統野菜の復興に取り組んだりして、野菜ソムリエ活動18年。

竹下 清さんのコメント
不肖な私に対し、福井理事長をはじめ関係者の皆さまのご配慮に、厚く感謝申し上げます。
金沢で初級資格を取得以来、野菜ソムリエ活動18年。これまでご教導いただいた各講師およびお世話になったスタッフの皆さま、ありがとうございました。
この間、野菜ソムリエの学びや会合に全国各地から集う皆さまとは、温かい交流の機会がありました。沖縄から北海道まで数多くの同志との交流はかけがえのない心の財産となっています。現在もフェイスブックを通じ、毎日、野菜ソムリエの皆さまの活動に励まされています。
私は、戦争の悲惨さを体験した昭和ヒトケタ生まれとして、協会の目指す活動理念はもとより、三つの健康(体・心・社会)を希求してまいりました。特に社会の健康は、平和なくして実現しないことを訴えています。なお、「男子、厨房に立たず」の世代ですが、今や家族と共に台所に立ち、毎日「食」を楽しんでいます。まさに野菜ソムリエに感謝です。

  • 「野菜ソムリエ」とは

野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリストです。『野菜ソムリエ』の使命は、生産者と生活者の架け橋となること。
現在、キャリアアップ・キャリアチェンジや、自分だけでなく家族や友人の健康に活かすため、さらには社会貢献を目指す多くの方々が挑戦しています。



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