みんなでピース!“なんとめでたいご臨終”生と死を哲学する在宅ホスピス医・小笠原 文雄氏を特集 DOCTOR’S MAGAZINE ドクターズマガジン5月号発刊

株式会社クリーク・アンド・リバー社の医療分野の子会社である株式会社メディカル・プリンシプル社は、医療業界のヒューマンドキュメント誌『DOCTOR’S MAGAZINE [ドクターズマガジン] 5月号』を発刊いたしました。

ドクターズマガジンWebサイト:https://www.doctor-agent.com/service/doctors-magazine

本号では、小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック 院長小笠原 文雄氏を特集しました。小笠原氏は、これまでに1,900人の在宅での看取りを行ってきた在宅医療の第一人者であり、日本在宅ホスピス協会会長として、患者が自宅で亡くなることの利点について啓蒙活動も行っています。日本を代表する在宅ホスピス医である小笠原氏の元には、多くの医師や医療機関、自治体関係者が見学や研修に訪れています。岐阜県で寺の跡取りとして生まれ、9歳で僧侶となり、臨終に携わる医師として“命の哲学”を考え続けました。ベストセラー書籍の「なんとめでたいご臨終」にて、笑顔で最期を迎える方法を描いたように、旅立つ人も見送る人も「ありがとう」と言える在宅医療を目指しています。「臨終とは終わりに臨む、最期を生きる、いのちの哲学です。自分の心と向き合うのです」と語る小笠原氏の「生の看取り」の物語を、ぜひご一読ください。

その他、「Challenger -挑戦者-」では、世界に先駆け、21年振りの快挙となるアトピー新薬を開発した京都大学大学院の椛島健治氏にお話を伺いました。次々と新薬を生み出すその原動力は、「治せない疾患をなくしたい」という臨床医としての決意と、「分からないことを明らかにしたい」という研究者としての飽くなき探求心によるものでした。また、「押し売り書店“仲野堂”」では、文化人類学にまつわる3冊をご紹介します。「FORTE-日本列島病院探訪-」では、人口減少と高齢化が急速に進む徳島県の医療の中核を担う徳島県立中央病院を特集しました。今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。

  • DOCTOR’S MAGAZINE ドクターズマガジン No.280 2023年5月号のご案内

[ドクターの肖像]

小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック 院長

小笠原 文雄

[Doctor’s Opinion]

“新しい手術法を開発する意義”

森山脳神経センター病院 間脳下垂体センター センター長

山田 正三

[連載コラム]

押し売り書店“仲野堂” #16

大阪大学 名誉教授

仲野 徹

[Challenger -挑戦者-]

京都大学大学院 医学研究科 皮膚科学 教授

椛島 健治

[Dr.徳田のクリニカルパールズ]

発熱・発疹の原因は?

[FORTE -日本列島病院探訪-]

徳島県立中央病院

[臨床研修指定病院紹介]

青森市民病院

医療法人 豊田会 刈谷豊田総合病院

[専門医研修紹介]

和泉市立総合医療センター

佐賀大学医学部附属病院

[医療過誤判例集]

約13カ月の診断治療の遅れによりステージが進行した事案で、気管支鏡検査を実施すべき注意義務違反を認め、200万円の慰謝料を認めた裁判例

[医局紹介]

徳島大学病院 脳神経外科

埼玉医科大学 国際医療センター 麻酔科

[Medical Topics/Student’s Voice]

メディカルトピックス/医学生の声

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判型:変型A4版

定価:500円

編集・制作/勝又シゲカズ BTTB inc.

漫画/円茂竹縄 ad-manga.com

発行人/由良 芳從

編集長/牛尾 周朗

副編集長/杉浦 美奈子

佐野 友子

近藤 沙緒莉

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本マガジンは毎月発行で医師、医療機関など医療分野におけるプロフェッショナルなどに向けて6万5千部を発行しております。

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