部屋の湿度を下げる対策!梅雨の時期も快適に過ごせるアイデアを紹介します

梅雨など湿度が高くなる時期は、ジメジメしたりカビが発生したりと不快に感じることが増えてしまいます。なんとか湿度を下げて快適に過ごしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

この頃の異常気象と電気代の高騰でいろいろ考えさせされますよね~

年がばれますが(笑)子供のころはクーラーなんかなくても普通に生活していたんですけどね~

世界初の電気式エアコンが登場したのは1902年のことクーラーが当然のように普及したのは1990年頃、つまり平成になってからだったといわれていますから、たしかに子供のころはなかったですよね。

自宅で湿気が気になる箇所ランキング

(N=300人、複数回答。2023/6/6~2023/6/13に実施したインターネット調査による)

「自宅で湿気が気になる箇所はどこですか?」という質問では、「お風呂」が196票を集め、「押し入れ・クローゼット」118票、「洗面所」115票が続きました。

お風呂や洗面所などの水回りのほか、扉を閉めている時間が長くなりがちな押し入れ・クローゼットが上位に挙がっています。

雨の日が多く湿度が高い日が続く梅雨シーズンには、普段以上に湿気が気になる箇所ですね。

では、自宅の湿気について気になることとは…?

自宅の湿気で気になることランキング

(N=300人、複数回答。2023/6/6~2023/6/13に実施したインターネット調査による)

「自宅の湿気について気になることは何ですか?」という質問では、「カビ」が221票を集め、「ニオイ」145票、「ジメジメして不快」128票が続きました。

カビは、先述の湿気が気になる箇所で挙がっていた「お風呂」「押し入れ・クローゼット」「洗面所」に共通する悩みです。

また室内に漂うニオイやジメジメとした不快感は、梅雨シーズンの快適なおうち時間の妨げになってしまいます。

では、みなさんどのような湿気対策をしているのでしょうか。

自宅で行なっている湿気対策ランキング

(N=300人、複数回答。2023/6/6~2023/6/13に実施したインターネット調査による)

「自宅で行なっている湿気対策は何ですか?」という質問では、「窓・戸を開けて換気」が246票を集め、「浴室の換気」196票、「除湿剤」127票が続きました。

部屋の窓・戸を開けて換気するほか、浴室の換気など「まずは換気で湿気対策」を心がける人が多いのでしょう。

押し入れ・クローゼットの扉を開けて換気することも、大切な衣類をカビから守るために有効です。

また、除湿剤やエアコンの除湿・ドライ機能、扇風機・サーキュレーターなどのアイテムを上手に組み合わせることで、より効果的な湿気対策が見込めるのではないでしょうか。

出典ウリエル公式サイト

ではその湿気対策はどうすればよいかを解説しましょう!!


人間が快適だと感じる部屋の湿度は、一般的に40~60%と言われています。湿度をできるだけこの範囲に収めるよう意識すると過ごしやすくなるでしょう。
湿度が60%以上になると、ジメジメと不快感を感じたり、雑菌やダニ、カビが発生しやすくなります。

反対に40%以下になると、皮膚や目、のどの乾燥を感じ、またウイルスが活発になるため感染症を引き起こすリスクが高まります。

部屋の湿度を下げる方法

部屋の湿度を下げる方法はいくつかありますが、ここではおすすめの方法を6つご紹介します。

①エアコンの除湿機能を活用する
すでに利用している人も多いと思いますが、エアコンの除湿機能を使えば、部屋の湿度を下げることが可能です。

なお、エアコンの除湿機能には、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があることをご存知でしょうか?

それぞれの特徴は以下の通りです。

・弱冷房除湿
部屋の空気の温度を下げて湿度を取り除き、その空気を部屋にそのまま戻す方式です。「温度」と「湿度」の両方を下げるという特徴があります。

・再熱除湿
除湿のために下げた空気の温度をもう一度温め直してから部屋に戻す方式です。部屋の温度を下げずに湿度のみを調整することが可能です。空気を温め直すために電気を多く使う分、弱冷房除湿より電気代がかかります。

エアコンに付いている除湿機能のタイプは商品によって異なります。どちらのタイプが搭載されているかは取扱説明書やメーカーのHPで確認できるのでチェックしてみてください。

(出典:ダイキン工業株式会社|冷房と除湿はどう違う?)

除湿機を使う
除湿機は、室内の湿度を下げることを目的とした電化製品です。

エアコンにも除湿機能があるため、わざわざ除湿機を買う必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、除湿機にはエアコンにはない下記のようなメリットがあります。

持ち運びができる
洗濯物をピンポイントに乾かすことができる
冬も使える
持ち運び可能な点がエアコンとの最大の違いでしょう。電源さえ取れれば部屋を問わず使えるので非常に便利です。

また先ほど説明した通り、エアコンの除湿機能は空気を一旦冷やして空気中の水分を取る方式のため、基本的に冬場には向いていません。

一方で除湿機にはヒーターが内蔵されているタイプがあり、このタイプの製品を使えば気温が低いときにもしっかり除湿可能です。

 100人にアンケートを行ったところ、「除湿力」と回答したのは全体の34.0%でした。
 また回答した理由として、どのぐらい除湿力があるのか使った人の口コミを確認したい除湿器なんだから除湿力は重要といった意見が数多く見受けられました。
 除湿機を使うのは、家の中をしっかり除湿してほしいから使いたい人が多いです。
 除湿機を選ぶときは除湿力に注目してみてはいかがでしょうか。
 

おとなナビがお勧めする除湿器はこちら

除湿器 コンプレッサー アイリスオーヤマ コンパクト除湿機 6.5L 衣類乾燥機 衣類乾燥 コンプレッサー式 省エネ 節電 小型 切タイマー付き 大容量タンク 持ち運び 梅雨対策 カビ対策 湿気対策 除湿 連続排水 室内干し 部屋干し IJC-H65【25K】【あす楽】価格:13,860円

③窓やドアを開けて部屋を換気する
閉め切った室内など、湿気の逃げ場がないような環境では湿度が高くなりやすい傾向があります。

風通しを良くして空気が溜まらないようにすると湿気を逃がすことができるため、窓やドアを開けて定期的に換気をしましょう。

換気で湿度を下げるときのポイントは、窓を2箇所開けることです。風の通り道を作ることで、効率良く換気できます。

扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
窓やドアを開けて換気する際、サーキュレーターや扇風機を併用することをおすすめします。

サーキュレーターや扇風機で風を送ることでより空気の循環が良くなり、効率よく湿度を下げることができます。


押入れなど狭い場所は小物を使って除湿する
押入れやクローゼットなどの狭い空間は、特に冬は部屋との温度差が大きくなりやすく、その結果結露ができて湿度が高くなる傾向があります。

こういった場所には除湿剤がおすすめです。

また除湿剤の他に、竹炭、重曹なども除湿効果があるので、ぜひ気になるものを試してみてください。

それぞれのアイテムの特徴は下記の通りです。

・除湿剤
衣装ケース用、クローゼット用、布団用、靴用などさまざまなタイプがあります。それぞれ用途にあった使い方をすることで高い効果を得られます。

・竹炭
竹炭には気孔が無数に空いており、匂いの元や湿気を吸着してくれます。調湿効果は半永久的とも言われており、コストパフォーマンスに優れたアイテムです。カゴなど容器に入れてリビングに置いたり、紙を敷いて靴箱の下に置くといった使い方が可能です。

・重曹
重曹は水分を吸収しやすい性質があるため、除湿に利用できます。空き瓶など好きな容器に重曹の粉末を入れ、蓋をせず置いておけば、室内の湿気を取り除いてくれます。

凍ったペットボトルで除湿する
冷たい飲み物が入ったコップやペットボトルをテーブルの上に置いていたところ、表面に水滴が付いてテーブルが濡れてしまったということは、誰しも経験したことがあるかと思います。

この現象は、空気中の水分が冷たい液体に冷やされて水滴に戻ることで起こります。つまり、空気中の水分が取り除かれるということです。

ペットボトルに水を入れたものを凍らし、それをタオルの上に置いておくと、同様の現象により空気中の水分を取り出して湿度を下げることができます。

(出典:Sumai 日刊住まい|エアコンが苦手な人は必見!「ペットボトル」で“除湿&冷却”ができるって本当?)

室内干しはなるべく避ける
洗濯物には水分が含まれているため、室内干しをするとどうしても部屋の中の湿度は上昇してしまいます。なるべく室内干しは避け、外干しにしたり風呂場に干すなど工夫すると良いでしょう。

それでも、洗濯物が乾かない日ってありますよね。干す時間が長引けばイヤ~な生乾き臭までしてくる困った洗濯物は、お風呂場の換気扇と扇風機を使って節電しながら乾かしましょう。

お風呂場に干すときは扇風機を回すと、電気代はとってもお得で、この二つを組み合わせても1時間当たり2~3円程度しかかかりません。

最新型のDCモーター扇風機なら電気代は1時間あたり0.05円~0.5円ですから、もっとお安くなりますね。

部屋の湿度を意識して快適に過ごそう
部屋の湿度が高すぎると、不快に感じたり、ダニやカビが発生しやすくなるといったデメリットが生じます。

湿度は人が快適だと感じる40~60%に収まるよう、エアコンや除湿機などを使いながら調整するように心がけましょう。

もし電気代が気になるなら、電力会社の切り替えがおすすめです。湿度対策と同時に電力会社の切り替えも検討し、湿度と電気代の両方を下げて快適に過ごしましょう。


関連記事