年齢に限界はない!日本の高齢者たちが、新たなキャリアに挑戦しています。日本最高齢のフィットネスインストラクターとして知られる瀧島未香さんや、「世界最高齢のプログラマー」として注目される若宮正子さんなど、年齢を超えた活躍が報じられるようになりました。今回、秋田在住の78歳の女性が、セラピストを目指してオンラインスクールに入学することを決め、社会に役立てるために学び直すシニア世代の姿勢が注目を集めています。

【施術実技の講義を受ける菅原さんとMTI学長の國分理江子さん】
労働力不足解消に向けて、シニア世代が当たり前のように活躍する社会へ!
日本の高齢者たちは、これまでリタイア後は静かに暮らすのが一般的でした。しかし、最近では、瀧島未香さんや若宮正子さんなど、高齢者たちが、新たなキャリアに挑戦して活躍する姿が報じられています。例えば、瀧島未香さんは、87歳でフィットネスインストラクターとして活動を始め、若宮正子さんは、81歳でスマートフォンの無料ゲームアプリを開発するなど、年齢を超えた活躍が注目されています。
株式会社JTTMAが運営するMTI(マッサージセラピー・インスティテュート)に在籍する菅原ましこさん(秋田在住78歳女性)は、「体調を崩されている方々の健康になれる手助けをしたい!」という想いで一念発起され、米国NY州認定マッサージセラピストである國分利江子氏が学長を務めるオンラインで学ぶ本格的なスクールへの入校を決意した。周囲の在校生は、30代~50代が中心の中パソコン操作からフォローを受け充実感を持って学んでいる。菅原さんは、20代は会社員、30代~50代は飲食の自営業、60代ホテル勤務を経て、今に至りサードキャリアを超えてフォースキャリアとしてセラピスト目指している。
2030年に644万人が不足すると言われている日本の労働人口(出典:パーソル総合研究所)において、女性、シニア世代の働く人口を増やすことは、社会課題の解決につながります。


60代8割以上が70歳以上になっても働きたい(※内閣府「高齢者の日常生活に関する意識調査(2014)」)というデータもあり、年々70代以上就労人口は伸び続けている。(出典:令和4年内閣府高齢者白書)
以上のような社会的背景も鑑みると、シニア世代の就労率向上は必要だが、一方でシニア世代が活躍する事例を目にする機会が少ないため菅原さんのようなケースは多くの高齢者女性に勇気を与える事例と言えます。
【出典元】
2030年労働人口未来推計(パーソル総合研究所)
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/spe/roudou2030/
高齢者の就業率は増加(内閣府高齢者白書)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/html/zenbun/s1_2_1.html
シニア世代のリカレント教育の必要性
https://seniorad-marketing.com/senior-insight/recurrent-education-necessar

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MTI(マッサージセラピー・インスティテュート)について

「マッサージセラピー・インスティテュート(MTI)は、国際水準の大学レベルの教育カリキュラムを提供し、日本で初めて「ヘルス・プロフェッショナルとしてのマッサージセラピスト」を育成するスクールです。オイルマッサージの最高峰として進化した「マッサージセラピー」は、まだ日本では知られ始めたばかりですが、従来のリラクゼーションの施術を遥かに超えた、プロフェッショナルな知識と技術が発揮できる専門家としてのセラピストの新たな分野を創造します。