“自称認知症”が急増中! 累計70万部の著者最新刊『脳はスマホで若返る』が5月17日発売

『退屈ボケの処方箋 脳はスマホで若返る』カバー+書影

約1万人の患者を診察してきた脳神経内科医が近頃感じるのは、「デジタルを使いこなしているシニアは元気」だということ。つまり、シニアはスマホで元気になれる。

それを医学的根拠に基づき、やさしく丁寧に解説した本『退屈ボケの処方箋 脳はスマホで若返る』が辰巳出版より発売された。

著者は『1日1杯脳のおそうじスープ』(アスコム 刊)など、累計70万部の著書をもつ内野勝行氏。


脳は歳を重ねるにつれて萎縮するもの

内野氏のクリニックには「物忘れがひどい」「やる気が出ない」と、日々シニア患者がやってくるが、そのほとんどは“自称認知症”だという。歳をとれば脳は萎縮し、記憶力・集中力・忍耐力は衰えて当然。だから、退屈していると脳はボケてしまう。

本当の認知症なら「物忘れが……」というレベルではないと、内野氏は語る。介護者を絶望させるような激しい症状がたくさん現れるのだ。

本書は、そんな「物忘れ」や「ボケ」と「認知症」の違いも解説している。

シニア世代とスマホ

総務省が実施する通信利用動向調査によると、日本のスマートフォン(以下、スマホ)の保有率は77.3%。シニア世代はというと、70代は60.6%であるが、80歳以上では27.3%と低い。80歳以上に限っては、携帯電話保有率が29.7%と若干スマホ所有率より高く、そもそもモバイル端末を所有していない人が21.9%となっている。

“スマホ依存”という言葉が流行し、「デジタルは心身に悪そう」「スマホは健康によくない影響がありそう」というイメージが定着している印象があるが、それは若者限定の話だという。なぜなら、シニア世代の脳は、デジタルの力を活用して刺激ある新たな体験を増やし、記憶力など年齢を重ねたことによる衰えを補うことで、どんどん活性化するからだ。シニア世代がデジタルを使うことは、いわば新時代の「脳活」なのだ。

認知症や老人性うつのリスクを高める「暇」と「退屈」

本書でキーワードとなるのは「新奇体験」。シニア世代にとってはスマホを使うこと自体が新鮮で目新しく、そしてデジタルの世界には出会ったことがない刺激的な体験が溢れている。それによってドーパミンを引き出したり、承認欲求が満たされたり、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやオキシトシンの分泌も促したりできるというわけだ。

デジタル活用が運命を分ける

デジタルを使えるかどうかは、時に死活問題となる。

医療の面では病院選びや処方薬の情報を得るために、また申請主義である福祉支援制度を利用するために、「調べるスキル」は今後ますます重要になる。災害などの緊急時には文字通り、デジタル情報を得られるかどうか、通信手段があるかどうかが生命線となることは容易に想像できる。

健康不安があるシニアのみならず、シニア世代のデジタルデバイド問題に向き合う現役世代にとっても、本書は問題解決のヒントを得られる必読本になるだろう。

デジタル知識もやさしく、わかりやすく

本書はスマホの使い方を教えるガイドブックではないが、この本をきっかけにスマホデビューするデジタル初心者の方や、スマホを持っているだけで操作が苦手な方のために、これだけは知っておきたい情報がコラムにまとめられている。

『退屈ボケの処方箋 脳はスマホで若返る』p62-63

コラムは5テーマあり、1.覚えておきたいデジタル用語 操作編、2.覚えておきたいデジタル用語 活用編、3.「もしも」に備える機能や設定、4.便利なAI機能、5.スマホと財布、となっている。スマホの操作方法や便利な機能がわかりやすく紹介されているため、デジタルに苦手意識のあるシニア世代も、安心して読んでほしい。

【書籍情報】

書名:退屈ボケの処方箋 脳はスマホで若返る

著者:内野勝行

発行:辰巳出版

発売日:2024年5月17日

定価:1540円(本体1400円+税)

体裁:四六判/本文184ページ

▼Amazon

▼楽天ブックス

https://books.rakuten.co.jp/rb/17796927/

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