丸善ジュンク堂書店は、丸善ジュンク堂書店各店や紀伊國屋書店および全国の書店スタッフの投票による「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」を、2024年10月18日に発表いたします。それに先立ち、2024年9月1日から丸善ジュンク堂書店各店の店頭にてノミネート作品を集めたフェアを開催いたします。
◇「書店員が選ぶノンフィクション大賞」とは
丸善ジュンク堂書店をはじめとする日本全国の書店員が、対象期間中に発行されたノンフィクションのなかで最も「売りたい」と思う作品を選ぶ賞。第1回目となった2023年は対象期間は設けない「オールタイムベスト」という基準で選考、2024年からは年ごとに年度ベストを選定します。
ノミネートされた40作品に対して、9月1日~9月20日の期間、全国の書店員の投票により、2024年の「書店員が選ぶノンフィクション大賞」受賞作品が決まります。
大賞受賞作品は、2024年10月18日に発表いたします。
◇ノンフィクション大賞ノミネート作品の選考基準
・ドキュメンタリーやルポルタージュだけでなく、記録文学、自伝、評伝、考察、紀行文、インタビュー集、回想録など広い範囲を「ノンフィクション」と定義
・2023年6月~2024年5月に刊行されたものが対象
・日本語書籍に限らず、海外作品の日本語翻訳書も対象
以上の条件で全国の書店員から推薦作品を募り、その中から販売可能な40作品を選出
◇ノンフィクション大賞発表までのスケジュール
9月1日~10月9日 丸善ジュンク堂書店各店にてノミネート作品のフェア開催
9月1日~9月20日 丸善ジュンク堂書店、紀伊國屋書店および全国の書店スタッフの投票
10月18日 大賞発表
◇ノンフィクション大賞発表・授賞式について
大賞受賞作は2024年10月18日にWebおよび丸善ジュンク堂書店、紀伊國屋書店の店頭にて発表いたします。
授賞式は11月中旬頃に行う予定で、授賞式では表彰状および副賞の授与および、受賞作の著者を招いてのトークセッションも実施いたします。
◇ノミネート作品フェア
「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」ノミネート作品フェアを2024年9月1日から開催いたします。ノミネートされた40作品を実際にお手に取ってご覧ください。
開催期間
2024年9月1日(日) ~ 10月9日(水)
実施店舗
丸善ジュンク堂書店グループのhontoポイントサービス実施店舗(一部対象外店舗あり)
対象外店舗
文具専門店、hontoポイントサービス未実施店舗など
※ジュンク堂書店 柏モディ店は、9月8日をもって閉店のため対象外となります。
◇hontoポイント10倍キャンペーン
「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024 ノミネート作品フェア」対象書籍のhontoポイントが10倍になるキャンペーンも同時開催いたします。
キャンペーンの詳細はこちらをご覧下さい。
◇ノミネート作品
※印刷可能なPDF版(A3サイズ)はこちらからご覧いただけます。
『もしも世界からカラスが消えたら』松原始(エクスナレッジ)
『動物たちは何をしゃべっているのか?』山極寿一/鈴木俊貴(集英社)
『カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」』室橋裕和(集英社)
『ダチョウはアホだが役に立つ』塚本康浩(幻冬舎)
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆(集英社)
『死の貝 日本住血吸虫症との闘い』小林照幸(新潮社)
『夜明けを待つ』佐々涼子(集英社インターナショナル)
『イランの地下世界』若宮總(KADOKAWA)
『アメリカは自己啓発本でできている』尾崎俊介(平凡社)
『あらゆることは今起こる』柴崎友香(医学書院)
『ヴィクトリア朝時代のインターネット』トム・スタンデージ(早川書房)
『まちのねにすむ』原啓義(みらいパブリッシング)
『ミニシアター再訪〈リヴィジテッド〉 都市と映画の物語 1980-2023』大森さわこ(アルテスパブリッシング)
『めざせ!ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシつくります』黒柳桂子(朝日新聞出版)
『モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか』大山顕(本の雑誌社)
『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』森合正範(講談社)
『死なれちゃったあとで』前田隆弘(中央公論新社)
『常設展へ行こう!』奥野武範(左右社)
『大阪偕星学園キムチ部 素人高校生が漬物で全国制覇した成長の記録』長谷川晶一(KADOKAWA)
『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』片野ゆか(集英社)
『デオナール アジア最大最古のごみ山』ソーミャ・ロイ(柏書房)
『パンクの系譜学』川上幸之介(書肆侃侃房)
『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』しんめいP(サンクチュアリ・パブリッシング)
『当事者対決!心と体でケンカする』頭木弘樹/横道誠(世界思想社)
『日本一長く服役した男』NHK取材班杉本宙矢/木村隆太(イースト・プレス)
『ブラック・チェンバー 米国はいかにして外交暗号を盗んだか』H・O・ヤードレー(KADOKAWA)
『虐殺のスイッチ 一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?』森達也(筑摩書房)
『実母と義母』村井理子(集英社)
『上野アンダーグラウンド』本橋信宏(新潮社)
『動物のひみつ』アシュリー・ウォード(ダイヤモンド社)
『あぶない刑事インタビューズ「核心」』高鳥都(リットーミュージック)
『インティマシー・コーディネーター』西山ももこ(論創社)
『「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」』林智裕(徳間書店)
『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』島崎今日子(文藝春秋)
『なめらかな人』百瀬文(講談社)
『自炊者になるための26週』三浦哲哉(朝日出版社)
『戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録』三上智恵(集英社)
『母がゼロになるまで』リー・アンダーツ(河出書房新社)
『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』鈴木敏夫/押井守(DU BOOKS)
『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』村瀬秀信(集英社)