
1. レク進行台本(約40〜50分)
| 時間 | 進行内容 | スタッフの声かけ例・注意点 |
|---|---|---|
| 0〜5分 | 導入・説明 ・木製立体パズルの種類を紹介 ・今日は「制限時間内に完成を目指す」ルール | 「今日は頭と手をたっぷり使う木製パズルに挑戦します。全部で6種類ありますよ」 |
| 5〜10分 | 準備 ・1人またはペアに1種類ずつ配布 ・難易度を考慮して分ける | 「初めての方はこの簡単なタイプから始めましょう」 |
| 10〜30分 | 挑戦タイム ・1回5〜10分を目安にチャレンジ ・できたらスタッフがチェック | 「惜しい!あと1ピースの向きだけですよ」 「できましたか?皆さんに見せてください」 |
| 30〜45分 | 交流・交代戦 ・パズルを交換して別の種類に挑戦 ・コツを教え合う | 「このパズルはこうやると早いですよ」 「さっきのより難しいですか?」 |
| 45〜50分 | まとめ・感想共有 ・一番早く完成した方を発表 ・感想を話す | 「今日は何個できましたか?次回は新記録を目指しましょう」 |
2. 参加者向けルール説明カード(A4掲示用)
木製立体パズルゲームのルール
- パズルは1人またはペアで挑戦します。
- 制限時間は5〜10分。完成を目指しましょう。
- できたらスタッフに見せて「完成!」と声をかけます。
- 他の人の手元をのぞいてもOK、助け合ってもOKです。
- パズルを交換して、いろんな形に挑戦してみましょう。
3. 安全管理ポイント
- ピースが小さいため、誤飲の恐れがある利用者には配慮。
- 無理に押し込まないよう声かけ(木製なので欠けやささくれの原因に)。
- 使用前後にピースがそろっているか数える(紛失防止)。
- 座位で安定して作業できるテーブルを使う。
4. 会話促進質問集
- 「この形、何に見えますか?」
- 「昔こういうおもちゃで遊んだことありますか?」
- 「得意なパズルは形を覚える派? 感覚派?」
- 「完成のコツは何だと思いますか?」
- 「もし全部できたら、次は何秒でできると思います?」
5. このレクの効果
- 脳の活性化:形を覚え、組み合わせを考える過程で前頭葉・頭頂葉が刺激される。
- 手先の巧緻性向上:小さなピースをつまみ、回転させる微細運動。
- 集中力・持続力アップ:制限時間内に完成を目指すことで集中状態が続く。
- 達成感・自己効力感:完成時の「できた!」体験で自己肯定感が高まる。
- コミュニケーション促進:ペアやグループで教え合うことで自然な会話が生まれる。

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