高齢者が歌うことで得られる主な効果

現在行われている歌唱レクは、童謡唱歌が多く、その場合「ちいちいぱっぱ」は嫌!と言われるように子ども扱いされるのを嫌う高齢者が多いことから歌うレクの評判が悪いといわれる場合が多いが「懐メロ」はその抵抗感が全くないので効果的です。


脳の活性化

  • ①歌詞を思い出すことで記憶中枢(海馬)を刺激
  • ②メロディとともに情景や感情がよみがえる → 回想法につながる
  • ③音程やリズムをとることで前頭前野や小脳の活性にも

口腔・呼吸機能の向上

  • ① 発声によって 口・舌・喉まわりの筋肉が動く → 嚥下機能の維持に有効
  • ② 腹式呼吸で肺活量アップ → 誤嚥・肺炎予防にもつながる
  • ③「あ・い・う・え・お」体操「ぱ・た・か・ら」的な効果もあります

心の安定と気分の向上

  • ① 音楽の持つリラックス効果・情動安定効果(セロトニン・ドーパミン分泌)
  • ② 好きな歌を歌うことで、満足感・安心感が得られる
  • ③ 「歌うことで泣けた」「元気が出た」など感情の解放にもつながる

コミュニケーション・社会性の維持

  • ① 合唱や歌いまわしで“人との一体感”を感じる
  • ② 歌が共通話題になり、言葉以外の交流手段にもなる
  • ③ 会話が苦手な方でも、歌で参加できる

身体活動の促進(歌+動き)

  • ① 手拍子・振付・リズム運動と組み合わせると 上半身の運動

※「音楽療法+回想法  懐かしい時間」では必ずテーマ曲でにぎにぎ体操やタオル体操など体操メニューも作っています。

「歌いながら動く」→ デュアルタスク(2重課題)でフレイル・認知症予防に◎


歌うときの注意点(高齢者の場合)

注意点解説
声が出にくい無理せず口パク参加でもOK。気持ちを重視
喉の乾燥途中で水分補給を促す(嚥下トラブル防止)
疲れやすい方1番だけ歌うなど調整を
聴力に差があるスピーカーの向き・音量調整を丁寧に

まとめ:「歌うことは生きる力」

歌うことで得られるのは、単なる「音」ではなく、

  • 思い出 感情 笑顔 声 呼吸 つながり…そして「生きている実感」です。 楽しく歌いましょう!

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