『連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ』2月よりチャンネル銀河でCS初放送!

“朝ドラ”史上初! 3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリー

『連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ』は、岡山・大阪・京都を舞台に、ラジオの英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘、3世代のヒロインたちが紡ぐ100年の壮大な物語。 NHK連続テレビ小説の主人公は、名を成した女性をモデルにした一代記、もしくは半生記の形を取ることが多いなか、本作は“朝ドラ”史上初となる3人のヒロイン、安子・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいくという、これまでにない斬新な構造をとった異色の話題作。彼女たちが繰り広げる涙あり、笑いありの波乱万丈な物語は関心と共感を呼び、視聴後の考察や次回の展開予想など、SNSには投稿が溢れ、多くの方々に愛された名作となっております。ぜひ、チャンネル銀河でご覧ください。

<番組概要>
激動の昭和から平成、そして令和へ。岡山・大阪・京都を舞台に、ラジオの英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘、3世代のヒロインたちが紡ぐ100年の壮大な物語。

<あらすじ>(#1「1925-1939」より)
日本でラジオ放送が始まった1925(大正14)年3月22日。岡山にある和菓子屋にヒロイン橘安子が誕生した。実直な父・金太(甲本雅裕)に優しい母・小しず(西田尚美)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄・算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしている。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子は小学三年生になった。

ラジオ英語講座、ジャズ、時代劇とともに描かれる100年のファミリーストーリー

1925(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で、女の子が生まれた。名前を安子という。あんこの甘い香りに包まれたあたたかい家庭に育った安子は、ずっと家族との幸せが続くことを願った。やがて戦争の足音が近づくなか、さまざまな試練が安子に舞い降りる。けれど、1人の青年との出会い、そしてラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが安子の未来を切り開いていく。

安子の娘、2代目ヒロイン・るいの物語は、昭和30年代の大阪から始まる。故郷の岡山を離れ、大阪のクリーニング店で働くことになった彼女。客として訪れたジャズトランぺッター・錠一郎との出会いを契機に、母・安子との思い出に向き合うことに。

るいの娘、3代目ヒロイン・ひなたの物語は、昭和40年代の京都から始まる。幼い頃から時代劇が大好きなひなた。凛とした侍のような生き方に憧れてはいるものの、将来の夢も目標もなく、地道な努力が苦手。しかし、そんなひなたの人生に、あるチャンスが訪れ…。

昭和から平成、そして令和へ。3世代のヒロインは、その時代時代の試練にぶち当たり、時に、世間や流行から取り残されながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を見いだしていく。

コロナ禍を乗り越えて制作された、“朝ドラ”史上初の3世代を描く物語!!

NHK連続テレビ小説の主人公は“強いヒロイン像”として描かれることが多く、名を成した女性をモデルにした一代記、もしくは半生記の形を取ることが多い。そんななかで、『連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ』は“朝ドラ”史上初となる3人のヒロイン、安子・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいくという、これまでにない斬新な構造をとっている。脚本を手掛けたのは、連続テレビ小説の脚本は2007年の『ちりとてちん』以来2度目となった藤本有紀。2度目の機会があったら書こうとあたためていた『NHKのラジオ英語講座』を題材に、自然な成り行きで100年の物語、3人のヒロインが誕生したという。初代ヒロイン・安子の物語はあんこと野球、安子の娘・るいの物語はジャズ、るいの娘・ひなたの物語は時代劇をテーマに描かれるが、そんな三者三様の物語を『NHKのラジオ英語講座』が繋いでいく。

2020年1月に始まったコロナ禍によって社会全体に閉塞感が広がっていた中、3人のヒロインが繰り広げる涙あり、笑いありの波乱万丈な物語は多くの人々の関心と共感を呼び、視聴後の考察や次回の展開予想など、SNSには投稿が溢れた。物語の終盤、2022年を舞台とした場面では登場人物たちがマスクを着用して登場する。しかし、最終回の2025年の世界ではマスクを取った姿が描かれている。そうした演出には、世相を反映した制作陣からの希望のメッセージが込められている。

また、100年の物語と並走するように劇中のテレビにたびたび映し出される歴代の連続テレビ小説(=朝ドラ)も大きな見どころのひとつ。“朝ドラ好き”の錠一郎や雪衣というキャラクターの目線を通して描かれる数々の作品は、私たちの人生に寄り添ってきてくれた「朝ドラの魅力」をあらためて教えてくれる。その他にも、かつて流行した歌謡曲が盛り込まれている点や、大ヒットしたコミックや電気製品、お菓子などのパロディ商品が次々と登場する点にも注目だ。

上白石萌音・深津絵里・川栄李奈がバトンを繋ぐ!
3人のヒロインの歩みを支える松村北斗、オダギリジョーら豪華共演陣にも注目

初代ヒロイン安子を演じたのは、応募者3,000人を超えるオーディションを経て抜擢され、連続テレビ小説初出演を果たした上白石萌音。愛らしい少女の姿から、娘・るいを見つめる温かな“母親の表情”まで、巧みな演じ分けをみせ、物語前半を牽引した。上白石からバトンを受け取り2代目ヒロイン・るいを演じたのは、同じく連続テレビ小説初出演となったベテラン女優・深津絵里だ。NHKから直接オファーを受けての配役だったという彼女だが、放送開始時点で48歳ということで、主人公の晩年を別の女優が演じた『おしん』の乙羽信子、『すずらん』の倍賞千恵子、『カーネーション』の夏木マリを除くと、『芋たこなんきん』の藤山直美(当時47歳)を抜いて、朝ドラ史上“最高齢ヒロイン”となった。48歳で18歳を演じるという初登場シーンには本人も多少戸惑いを感じていたようだが、変わらぬ可憐さと透明感をたたえた若々しい容貌、そして巧みな演技力で、若き日のるいを見事に演じきった。そんな深津からバトンを受け取り、3代目ヒロインとして、るいの娘・ひなた役を務めたのは、上白石と同じくオーディションを経て選ばれた川栄李奈。映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍する彼女の確かな演技力は本作でも発揮されており、見ていて応援したくなる等身大のヒロイン像を魅力たっぷりに演じている。

脇を支える俳優陣も豪華な顔ぶれが揃っており、安子と恋に落ちる好青年・稔役で松村北斗、るいと心を通わす風変わりなトランぺッター・錠一郎役でオダギリジョーが登場。また、時代劇を通じてひなたと距離を縮める若き大部屋俳優・五十嵐文四郎役を本郷奏多が演じるなど、異なる魅力を持った男性陣がヒロインの歩みを支えている。

  • 連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ*CS初放送放送日時:2024/2/12(月)スタート (月-金)24:00-25:00 ※3話連続リピート:2024/2/19(月)スタート (月-金)8:00-9:00 ※3話連続
    出演:上白石萌音(橘安子)、深津絵里(雉真るい)、川栄李奈(大月ひなた)、松村北斗(雉真稔)、村上虹郎(雉真勇)、村雨辰剛(ロバート・ローズウッド)、小野花梨(水田きぬ)、堀部圭亮(赤螺吉兵衛/赤螺吉右衛門)、濱田岳(橘算太)、世良公則(柳沢定一/柳沢健一)、さだまさし(平川唯一)、尾上菊之助(初代・桃山剣之介/二代目・桃山剣之介)、風間俊介(片桐春彦)、市川実日子(野田一子/ベリー)、早乙女太一(トミー北沢)、佐々木希(笹川奈々)、松重豊(伴虚無蔵)、オダギリジョー(大月錠一郎)、本郷奏多(五十嵐文四郎)、三浦透子(野田一恵)、平埜生成(榊原誠)、安達祐実(美咲すみれ)、森山良子(アニー・ヒラカワ) ほか
    作:藤本有紀語り:城田優
    制作:2021-2022年/全112話

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