介護老人保健施設(老健)
**介護老人保健施設(老健)**は、病院での治療を終えた後、在宅復帰を目指してリハビリを受けながら一時的に生活する施設です。医師やリハビリ専門職、看護師、介護職などの多職種が連携し、高齢者の自立支援を行います。
■ 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 原則、要介護1~5(要支援は利用不可) |
| 運営主体 | 医療法人、社会福祉法人、地方自治体など |
| 契約形態 | 利用権方式(在宅復帰を目的とした中期滞在) |
| 入居時費用 | 原則不要(保証金などがある場合あり) |
| 月額費用 | 約8~15万円(食費・居住費・介護費など) |
| 滞在期間 | 原則3~6か月(必要に応じて延長可) |
| 医療体制 | 医師・看護師常駐、リハビリ専門職が常勤 |
| 居室 | 多床室が中心、個室もあり(施設により異なる) |
■ 特徴
- 医療ケアとリハビリに重点を置いた施設
- 退院後すぐの「自宅では不安」という方の橋渡し施設
- 在宅復帰・家庭復帰が前提
- 終の住まいではない(長期入所を前提としない)
■ メリット
- 医師や理学療法士が常駐し、医療対応・リハビリが充実
- 入院するほどではないが、日常生活に支援が必要な人向け
- 家族の介護負担が軽減される(短期入所も可能)
- 在宅生活に向けた訓練やサポートが受けられる
■ 注意点・デメリット
- あくまで一時的な施設であり、長期入所はできない
- 認知症が進行していたり、重度の介護が必要な場合は退所の可能性
- リハビリ目的が明確でないと利用が難しい
- 在宅復帰が困難と判断されると他施設への住み替えが必要
■ 向いている人
- 入院後、すぐに自宅での生活に戻るのが不安な方
- リハビリを受けながら、日常生活能力を高めたい方
- 家族の介護疲れがある中で、一時的に安心できる場所を探している
- 将来的に自宅へ戻る意欲がある高齢者