「いつもと違う?」と思ったら早めに相談したいのサイン
高齢のご家族を守るために
「いつもと違う?」と思ったら早めに相談したいサイン
年齢を重ねると、体の変化に自分で気づきにくくなり、痛みや不調を「歳のせい」と我慢してしまう方も多くいます。
でも、小さなサインが大きな病気の前ぶれであることもあります。
ご家族が気づいてあげることが、何よりの“早期発見”につながります。
看護師さんに相談したい症状

1. 顔色がいつもと違う(青白い/黄色い/どす黒い)
→ 貧血・肝臓や腎臓の異常のサインのことも。
2. よく眠れない/夜中に何度も起きる
→ うつ症状・甲状腺の病気・睡眠障害の可能性。
3. 体のどこかが痛い、痛みが続く
→ 骨折・内臓疾患など緊急につながることも。
4. 排泄が極端に減った、尿が濃い
→ 腎臓の異常や脱水のサイン。
5. 食欲がない・体重が減ってきた
→ 重大な疾患や嚥下(えんげ)機能の低下。
6. 歩き方が変わった/ふらつきやすい
→ 脳卒中・骨折・パーキンソン病の初期症状など。
7. 手足のしびれ・どちらかに力が入らない
→ 脳の病気の可能性が高く、要注意。
8. 元気が極端にない/逆に妙にハイテンション
→ うつ病・認知症の初期にみられる変化。
9. 少し動いただけで息が上がる
→ 心不全・呼吸器の病気のサイン。
10. 手足がむくむ/靴下跡が消えない
→ 心臓・腎臓の病気の可能性。
11. 手のふるえが強くなった
→ パーキンソン病・小脳の病気など。
12. 急に怒りっぽくなった/性格が変わった
→ 認知症の周辺症状や脳の病気が関係することも。
13. 頭をぶつけた(症状がなくても要注意)
→ 後から出血が広がるケースがあり、早めの受診を。
14. 新しい薬を飲み始めた(副作用が出やすい)
→ めまい・転倒・脱水などが起こりやすくなるため、必ず共有を。
認知症のご家族なら、こんなサインに注意

本人が症状をうまく伝えられないため、「観察」 がポイントです。
- 苦痛の表情・顔をしかめる
- 体がこわばっている
- 呼びかけに反応がない、または怒りやすくなった
- 呼吸が荒い
- 急に食べなくなった・吐いた
- バイタル(体温・脈・呼吸)がいつもと違う
普段と少しでも違えば、その変化は大事なサインです。
家族へのメッセージ
「これくらい大丈夫かな?」と思う小さな違和感こそ、大切にしてください。
高齢の方は、
- 我慢してしまう
- 痛みをうまく伝えられない
- 自分でも気づかない
ことがよくあります。
だからこそ、そばにいるご家族が気づいてあげることが何よりの支えになります。
少しでも「おかしいな?」と思ったら、
デイサービスや施設の看護師さん、かかりつけ医に気軽に相談してください。
早く気づいてあげることで、
大きな病気を防ぎ、穏やかな毎日につながります。
