糖尿病予防
— 大切な人の健康を守るために
糖尿病は、気づかないうちにゆっくり進むことがある病気です。
だからこそ、ご家族のさりげない気づきや、やさしい声かけが大きな力になります。
「ちょっと疲れやすくなったかな?」
「甘いものが続いてないかな?」
そんな小さな変化に気づいてあげることが、早めの予防につながります。
食事を一緒に気をつけたり、散歩にさそったり、健診の結果を一緒に確認したり。
どれも立派なサポートです。
頑張りすぎる必要はありません。
“一緒に気をつけようね” の気持ちが、一番の安心になります。
糖尿病は、早めに気づいて生活を整えることで、しっかり予防できます。
ご家族の温かい見守りが、大切な人の未来の健康を守る力になります。
1. 糖尿病とは?
糖尿病は、インスリンがうまく働かず、血糖値が高い状態が続く病気 です。
自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことが多いのが特徴です。
進行すると、
- 動脈硬化
- 心臓病
- 脳梗塞
など重大な合併症につながる可能性があります。
だからこそ、症状が出ない段階から
「予防する」「悪化させない」 ことが大切です。

糖尿病予防 生活のポイント
毎日の習慣を少し変えるだけで、糖尿病の予防・悪化防止につながります。
難しいことはひとつもありません。今日からできることばかりです。

① バランスのよい食事を心がける
- 野菜を多めに
- ごはん・パンなど主食は食べすぎない
- 揚げ物・甘いものは“たまに”
- 夜遅い食事は控えめに
- よく噛んでゆっくり食べる
ポイント: 血糖値の急上昇を防ぎ、太りすぎを予防します。
② 適度な運動を習慣にする
- 1日20~30分のウォーキング
- エレベーターより階段
- テレビを見ながら、軽く足踏み・体操
- にぎにぎ体操やストレッチも効果的
ポイント: 運動は“血糖値を下げる薬”のような働きがあります。
③ 体重管理を意識する
- 体重が増えすぎると糖尿病のリスクが上がる
- 「少し太ってきた」と思ったら生活を見直すチャンス
ポイント: ゆっくり、無理のないペースで減量を。
④ お酒は飲みすぎない
- 日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本が目安
- 糖質ゼロでも“飲みすぎると血糖値が上がる”ので注意
⑤ 甘い飲み物に気をつける
- ジュース
- スポーツ飲料
- 缶コーヒー(砂糖入り)
- 甘いカフェオレ

ポイント: 飲み物の糖分は気づかないまま血糖を急上昇させます。
⑥ よく眠り、ストレスをためない
- 睡眠不足は血糖値を上げやすくする
- ストレスは暴食・間食につながりやすい
⑦ 毎年の健診で早めにチェック
- 健診結果の「HbA1c」は特に重要
- 数値が高いと言われたら、早めに受診・相談を
- 放置すると重症化しやすいので注意
まとめ:糖尿病は「予防できる」病気
1)食べ方
2)動き方
3)生活の整え方
この3つで、大きく変わります。
ご家族と一緒に取り組むことで、楽しく続けられます。
「今日できることをひとつだけ」——その積み重ねが未来の健康を守ります。
まとめ
- 糖尿病は症状が少なく、気づかないうちに進行する病気
- 放置すると心臓や脳の病気など重大な合併症のリスク
- 健診結果(HbA1c)をチェックして早期対応
- 生活習慣(食事・運動・休養)は今日から改善できる