コロナ禍で「親のことを考える頻度が増えた」ビジネスパーソンが7割超に  家族コミュニケーション変化に関する自社調査結果を発表

2019年12月1日 - 新型コロナ感染症の最初の患者が中国の武漢で原因不明の肺炎を発症した日とされ、コロナ禍とよばれてもう、3年。第7波もやや収束との報道にホッとしますが、また次の波がやってくるのかもしれませんね。

コロナ禍で「親のことを考える頻度が増えた」

7割以上の現役世代が、外出自粛で親のことを考えるようになったと回答しました

 65歳以上の親がいるビジネスパーソンのうち、外出自粛が始まる前と比べ「親のことを考えるようになった」と答えた割合は「頻繁に」「多少なりとも」の合計で73%に達しました(図1)。

(図1)

多くの現役世代が、親との連絡頻度を上げている

 「LINEやメールを用いて連絡を取る頻度が上がった」と答えた割合も、親子が一緒に暮らしていない場合では45%を超えました。また、電話での連絡も全体で3割、離れて暮らしている場合では4割以上が頻度を上げたと回答しています(図2)。

(図2)

現役世代の親の健康に対する感度は、格段に高まっていく

 今後については、約6割が「健康や体調が心配なので、親とのコミュニケーション頻度は上げていくと思う」としています。また、2〜3割は親の健康維持のための情報収集や親に対する情報提供、支援のための関与を深めていきたいと考えていることが明らかになりました。中でも親がいずれの子とも離れて暮らしていると答えた人の約3割は、「親の健康維持・生活支援のために利用できる手軽なサービスがないか探し始めると思う」と回答しました(図3)。

(図3)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止をめぐっては、外出自粛が求められ、高齢者の健康への悪影響が懸念されつつも、子供側は親の元を訪ねることが難しい状況が生まれました。

 国内の大半の地域で緊急事態宣言は解除となりましたが、感染の完全な収束につながるかはまだ未知数な部分もあることから、本調査から明らかになった、高齢の親に対する、現役世代の心理的物理的な関与の度合いは引き続き深まるものと予想されます。

(お詫び)配信時にタイトルに誤字がありましたので、修正させていただきました。

 【本調査の概要】
2020年5月3日から11日まで、当社の公式facebook上にて呼びかけを行い、1612人にリーチ、289人から回答を得た。
年代別では60歳以上 3.8%、50歳代34.3%、40歳代45.4%、30歳代15.9%、20歳代3.8%。
性別の割合は女性52.6%、男性47.1%、その他0.3%。
65歳以上の親がいるとした人は271人。

【株式会社リクシスについて】
 「超高齢化時代に、『すべての人の物語』が輝く世界を。」をビジョンに掲げ、仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」、高齢者/シニアケア市場向けリサーチ&コンサルティング事業、高齢者/シニアケア市場向けプロモーション&マーケティング事業を提供しています。
 詳細は https://www.lyxis.com/をご覧ください。

お問い合わせ先:
仕事と介護の両立支援クラウド 「LCAT」について:lcat_biz@lyxis.com

親が心配 遠距離の親を支援する方法

 

画像

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は aikon2-1.jpg です

親の事が心配になったらまず読むページはこちらから↑↑画像をclick!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は kyounonoutore.jpg です

関連記事

  1. 株式会社わかるとできるは、iPhone、Androidスマートフォン、らくらくスマートフォン、人気のアプリなどが学習できる講座を開発しました。現在、全国のパソコン教室わかるとできるにて学習ができます。

  2. 第17回ウイスキー検定 受験者特典はオリジナルノート!

  3. 91歳、ヨタヘロ怪走中!

  4. 親のことが心配・認知症保険のデメリットを知る

  5. 空き家所有者に関する全国動向調査(2023年)】空き家の相続について、空き家所有者の意識がさらに高まる

  6. 人生100年時代、超高齢社会をポジティブに乗り切るために!横浜市が新たな施策を実施します

  7. 12月8日販売開始!口臭対策に最適な「健康菜茶 国産なたまめ茶」なた豆の力で爽やかな毎日を

  8. お盆休みの里帰り見学に向けて:日本最大級の老人ホーム・高齢者住宅検索サイト『LIFULL介護』1500件以上の施設入居相談を受けてきた小菅秀樹編集長に聞く“失敗しない介護施設選びのチェックリスト11”を大公開!!

  9. 野球殿堂博物館 プロ野球90年記念展 チームと選手が紡いだ90年

  10. 認知症の行方不明者はのべ1万7479人で、前年よりも552人多く、7年連続で最多を更新し、2018年以前に届け出があった人を含め、昨年、遺体で発見されたのは460人だったと警察庁が2日発表。

  11. 和雑貨【倭物やカヤ】大分県・由布院「湯の坪街道」にオープン! 【和の佇まい】雑貨や書籍で日本文化を深堀し、現代生活へ提案する「Japan crafts museum shop 」

  12. 高齢者デイサービスの新しい取り組み!椎茸栽培を通していつまでも元気でいてほしい。

カテゴリー

  1. #虎に翼 ファン必携! 伊藤沙莉らインタビュー掲載 出演者18人が選…

  2. 2024年秋から始まる細野晴臣55周年プロジェクトの一つである「細野…

  3. 【1貫100円~】厳選日本酒もご用意!元星付き料理店シェフ監修の寿…

  4. オオサンショウウオが客室を“ぬめぬめ”行進中!「OH! San View Room…

  5. 体にいいと思う「ミラクルフード」ベスト10を発表! 牧田善二医師、…

  1. “自称認知症”が急増中! 累計70万部の著者最新刊『脳…

  2. “おいしく”環境問題に取り組む、株式会社FARMER YOU(ファーマーユ…

  3. 認知症チェック 10 帰省時がチャンス! 

  4. 仏壇を処分する手順とポイント

  5. 父の家はゴミ屋敷!最悪の事態を招く前にすべき対策とは?

  1. 親の事が心配になってきたらまず読む 「介護施設の入居にあたって…

  2. 親のことが心配になったら  親が倒れた時どうする?今準備できる…