「脱毛は若い女性がするもの」というのは今や昔。多様性を尊重する価値観やジェンダーレス志向が広がり美の在り方についても多種多様の今、性別や年代関係なく「美容」に対して前向きな方が増えています。
そしてそのムーブメントは「体毛の在り方」においても広がっており、子ども脱毛(キッズ脱毛)や介護脱毛、ハイジ男子、アスリート脱毛ほか「体毛」にまつわる多くの用語やその概念がメディアで紹介されるなど、老若男女問わず子どもからシニア層まで脱毛ニーズの高まりが伺えます。
特に『介護脱毛』においては2017年1月に「リゼクリニック(男性はメンズリゼ)」(医療法人社団風林会 /東京都新宿区、理事長:赤塚正洋 / 以下「当院」)が概念を創出し、命名した背景があります。
誕生のきっかけは2016年の「敬老の日」の頃で、当院ではデリケートゾーンの脱毛を希望する中高年世代が増加していることに着目。 当初は「自分の老後を想定し、介護が必要になった時に排泄後の拭き取りや清拭時に介護者(第三者)に対し負担をかけないよう、毛が黒いうちにあらかじめアンダーヘア脱毛をしておく」この “老後への先行投資” を意識した行動を、当院で『介護脱毛』と命名し、2017年1月18日にメディア発表しました。
そこで、2023年9月18日の『敬老の日』を前に、男性専門の医療脱毛専門院『メンズリゼ』では、昨年までのリゼクリニックの調査に続き、親や家族の介護を経験することが多い年代でもある「40~50代の男女1140名(男性570名/女性570名)」を対象に、【介護脱毛に関する意識調査】を実施(2023年7月21日の1日間・インターネット調査)。近年、中高年世代や男性に広がりつつある背景や『介護脱毛』を希望する理由、自分の体毛との向き合い方を調査しました。
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■調査結果(概要)と、各種参考データ数値
今回行った調査結果と3年前に当院が行った調査データを比較すると、「介護脱毛の認知度」は男性が7.9倍、女性は2.8倍に増加(前年比:男性1.6倍、女性1.1倍)しており、また「介護脱毛を希望する中高年世代」は男性2.2倍、女性は1.5倍へと増加していることが分かりました。
なおメンズリゼの場合、【医療脱毛を契約した男性患者数】は9年前と比べ212倍に増加(前年比:1.4倍)。【アンダーヘア脱毛を契約した40歳以上の男性患者数】は、5年前と比べ5.8倍(前年比:1.3倍)と増加しています。
当院の【人気の脱毛部位トップ3】は ①ヒゲ脱毛 ②全身脱毛 ③VIO脱毛(Vライン・肛門周囲・男性器周囲)の順(各詳細は別ページ・グラフを参照)。
ページ下記では【男性脱毛の広がりと背景】に関しメンズリゼ理事長兼総院長・赤塚正洋医師(写真)による見解コメントの記載とあわせ、【介護脱毛の誕生から7年/中高年世代が脱毛を希望する“ 理由 “の変化】を別途解説しています。
「2023年度/介護脱毛に関する意識調査」概要(各質問の詳細は、ページ下側に記載)●調査機関:男性の医療脱毛専門院『メンズリゼ』 ※当データやコメント使用時はクレジット表記を記載 |
■①【「介護脱毛」認知度】3年前と比較し男性7.9倍・女性2.8倍へ増加(前年比:男性1.6倍、女性1.1倍に増加)◎【2023年/介護脱毛「知っている」と回答】男性3割以上(35.4%)、女性7割以上(71.8%) ■②【「介護脱毛」知ったきっかけ】男女ともに半数以上が「テレビ番組」、次点に「WEB記事」◎男性に比べ、女性は「知人・友達から(16.9%)」の影響が大きい傾向にあることが判明 ■③【介護脱毛する中高年男性、どう思う?】男女とも9割以上が「肯定的」と回答(男性93.9%・女性97.4%) ■④男性の6割以上、女性8割が『介護脱毛、希望』(男性:62.6%・女性:78.9%)※脱毛済みも含む◎特に40代の男女は、ともに「介護脱毛希望者」が多い傾向に(40代/男性:63.9%・女性:88.8%)◎2020年(3年前)と比較し、「介護脱毛」希望者は男性2.2倍・女性は1.5倍に増加 |
- 男性脱毛の広がりと背景:メンズリゼ総院長・赤塚正洋医師の解説
当院は2010年に【医療脱毛専門院】として『リゼクリニック』を開院以降、今年で丸13年を迎えました。
開院当初の脱毛需要は若い女性が主でしたが、リゼクリニックの開院から約3年後に男性専門の医療脱毛専門院メンズリゼを開院以降は年々男性脱毛の需要が増え、2018年ごろには確実に「男性脱毛」市場が広がったと感じています。
男性脱毛が広がった理由としては、下記7点が背景にあるとメンズリゼでは考えています。
●男性の脱毛に対する垣根が低くなったため●価格競争で手ごろな値段(低価格)で受けられるようになったため●パートナー(恋人や配偶者など)からのススメ●脱毛器の改良によりスピーディーで痛みが少ない施術が可能となったため●多くの芸能人が脱毛をしていることをメディアやSNSでカミングアウトしているため●メディア等でハイジ男子、妊活脱毛、介護脱毛、アスリート脱毛ほか、脱毛に関する造語が紹介される機会が増え、脱毛をするメリットを認識する機会が増えたため●男女という概念に捉われないジェンダーレス志向や多様性(ダイバーシティ)への意識や理解が深まり、様ざまな面で美の在り方においても多種多様な価値観が生まれたため |
とくに近年では、脱毛サロンの店舗が急増して広告を見る機会が増えるなど数年前から業界全体が活況にあります。またその影響でエステサロンでの脱毛経験者が増えたことや、エステに行かずともホームケア商品で除毛ができる美容器や除毛剤を購入する方も増え脱毛自体が消費者にとって非常に身近な存在になっていると感じます。
その中で、今一つ効果を実感できないと感じた方がより確実な効果を求め、医療機関での脱毛に流れてきている現状もあります。
カウンセリングで脱毛を希望される男性のお話を聞くと、以前は「コンプレックスを解消したい」というニーズが大半だったのに対し、最近では「美を追求したい」「男性だっていつまでも若々しくありたい」「ビジネス上の身だしなみ」「日々のお手入れ時間の短縮」「将来への自己投資」など、男性の美意識が少しずつ変化し、ニーズも多様化しています。
当院の【医療脱毛を契約した男性患者数(推移)】の場合、9年前の「2013年9月1日~2014年8月31日」から「2021年9月1日~2022年8月31日」で比較すると、「212倍(前年比:1.4倍)」に増加しています。
近年では『介護脱毛』の広がりもあり、ミドル世代の男性患者さまも増えつつあります。【アンダーヘア脱毛を契約した40歳以上の男性患者数(推移)】は、5 年前の「2017年9月1日~2018年8月31日」から「2021年9月1日~2022年8月31日」で比較した場合、「5.8倍(前年比:1.3倍)」と増加傾向に。
男性の場合、介護脱毛を行なったパートナーからの勧めやテレビなどのメディアを通して知ったことをきっかけに介護脱毛をする方も増加傾向にあります。
なお、当院(メンズリゼ)の【人気の脱毛部位トップ3】は、①ヒゲ脱毛 ②全身脱毛 ③VIO脱毛(デリケートゾーン脱毛:Vライン・肛門周囲・男性器周囲)の順。
- 【『介護脱毛』誕生から丸7年】 中高年世代が脱毛を希望する“ 理由 “の変化
2016年の「敬老の日」の頃、リゼクリニックではデリケートゾーンの脱毛を希望するミドル世代が増加していることに着目。 「自分の老後を想定し、介護が必要になった時に排泄後の拭き取りや清拭時に介護者(第三者)に対し負担をかけないよう、毛が黒いうちにあらかじめアンダーヘア脱毛をしておく」 この“老後への先行投資”を意識した行動を、当院で『介護脱毛』と命名し、2017年1月18日にメディア発表(※)したのが、概念誕生のきっかけです。(※参照/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000020081.html )
『介護脱毛』を命名した当初は、【相手(介護者)への思いやり】を考えて始める方が殆どでしたが、「介護脱毛」の認知度も広がりつつある近年、「シニア期を快適に衛生的に過ごしたい」「最期まで自分らしく生きるために」と、最近では【自分自身(身体・心)のために】介護脱毛を選択する人が増えています。
『介護脱毛』の主なメリット3点 |
➀陰部の炎症や感染症を防ぐ排泄に関する介助時では、デリケートゾーンはきれいに拭き取ったつもりでも陰毛や、皮膚に排泄物が残りがちです。脱毛することで排泄のケアがしやすくなり、炎症や感染症の予防につながります。②オムツ交換時のニオイを軽減陰毛がある状態でオムツをしていると、菌が増殖し、ニオイがきつくなり介護の負担も大きくなります。③介護者の清拭が楽に(日本人特有の相手への思いやりやマナーの一環)介護者はしっかりと局部の状態を確認し、陰毛に排泄物がこびりついていれば、取り除かなければいけません。またその際、強くこすることでの皮膚トラブルの発生を軽減することができます。 |
- 『介護脱毛』の認知前
●2017年の誕生から2020年のころ
「自身の介護を見据えて、あらかじめアンダーヘア脱毛を行う」、この行動(概念)を当院が2017年に『介護脱毛』と命名し認知が広がるまでの最初の3年ほどは、「子や介護士などケアしてくれる第三者に迷惑を掛けたくない」といった【日本人特有の相手への思いやりや、マナーの一環】として、介護脱毛を希望される方がほとんど。
親の介護でオムツ交換や身体を拭く際に毛があることで身体を清潔に保つことが大変だと感じていた中で、だからこそ「自分が介護を受ける立場になった時、子や介護士など第三者である介護者の手を煩わせたくない」と、自身の介護経験から【第三者(他人)のためを想って】アンダーヘアの脱毛を希望される中高年世代がほとんどでした。介護脱毛が「思いやり脱毛」と言われる所以です。
- 『介護脱毛』の認知後
●2021年
メディアでも紹介される機会も増え知られるようになってから、特に介護経験がなくとも〝自分自身が要介護者や認知症になったときのために自分も備えなければ”と、「来るべき将来(老後)」を想定して介護脱毛を希望される女性が増加。
その他、「子育てを終え、自身に費やせる時間が持てるようになったから」「友達からの勧め」「白髪になると脱毛ができないから」と、VIO脱毛を希望する中高年世代の女性が増加しつつある背景がありました。
●2022年~2023年現在
当初『介護脱毛』を希望されるのは女性患者さまが主でしたが、最近では介護脱毛を行なったパートナーからの勧めやテレビなどのメディアを通して知ったことをきっかけに、徐々に介護脱毛を希望する男性も増加傾向に。
また、「長いシニア期も快適に衛生的に過ごしたい」、「もし認知症などになっても、少しでも綺麗に整えておきたい」、「最期まで自分らしく生きたい」など、アンダーヘアがない(少ない)ことで、ご自身の老後のストレスを少しでも軽減したいと、【自分自身のため】に介護脱毛を選択する中高年層が増えています。
実際に当院で「介護脱毛」をした患者さまからも、「“お相手”を思って始めた「介護脱毛」ですが、いざ脱毛を終えてみると“自分自身”のためにやってよかった」と、【自分自身のため(自分軸)】であることが伺えました。
▶【昨今の新傾向】④自分(身体・心)のため ≧ 相手(介護者)への思いやり へと変化 ◎「最期まで自分らしく生きたい」と【介護脱毛を希望する男性が増加】 している点◎【 “自分自身のため”に、介護脱毛を希望する傾向に変化】している点 |
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▼▼▼ 【介護脱毛に関する意識調査】各質問・詳細 ▼▼▼
- ①【「介護脱毛」の認知度】3年前と比べ、男性7.9倍、女性2.8倍へ増加
◎【2023年/介護脱毛「知っている」と回答】男性3割以上(35.4%)、女性7割以上(71.8%)
◎最も認知度が高いのは「40代女性」で7割(72.6%)が知っていると回答
◎前年比では、男性1.6倍、 女性1.1倍に増加
※参考データ(3年前): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000020081.html
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■質問/『介護脱毛』という言葉を知っていますか?(単一回答)
はい 男性 35.4%(40代 37.2%、50代 33.7%) 女性 71.8%(40代 72.6%、50代 70.9%)
いいえ 男性 64.6%(40代 62.8%、50代 66.3%) 女性 28.2%(40代 27.4%、50代 29.1%)
- ②【「介護脱毛」知ったきっかけ】男女ともに半数以上が「テレビ番組」、次点に「WEB記事」
◎男性に比べ女性は「知人・友達から(16.9%)」の影響が大きい傾向に
◎40代男性「介護士や医療従事者から」というケースも(10.4%)
【男性】
全 体:➀テレビ番組(50.0%) ②WEB記事(36.6%) ③新聞の記事(11.9%)
40代:①テレビ番組(49.1%) ②WEB記事(40.6%) ③新聞の記事(15.1%)
50代:①テレビ番組(51.0%) ②WEB記事(32.3%) ③知人・友達から(14.6%)
【女性】
全 体:➀テレビ番組(50.1%) ②WEB記事(33.5%) ③知人・友達から(16.9%)
40代:①テレビ番組(47.3%) ②WEB記事(34.3%) ③知人・友達から(16.9%)
50代:①テレビ番組(53.0%) ②WEB記事(32.7%) ③知人・友達から(17.8%)
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■質問/『介護脱毛』という言葉を知ったきっかけは何ですか?(複数回答)
※質問➀で「はい」と回答した方のみ回答
テレビ番組
男性 50.0%(40代 49.1%、50代 51.0%) 女性 50.1%(40代 47.3%、50代 53.0%)
WEB記事
男性 36.6%(40代 40.6%、50代 32.3%) 女性 33.5%(40代 34.3%、50代 32.7% )
新聞の記事
男性 11.9%(40代 15.1%、50代 8.3%) 女性 4.2%(40代 4.8%、50代 3.5%)
知人・友達から
男性 10.9%(40代 7.5%、50代 14.6%) 女性 16.9%(40代 15.9%、50代 17.8%)
雑誌の記事
男性 7.9%(40代 9.4%、50代 6.3%) 女性 3.9%(40代 3.4%、50代 4.5%)
SNS
男性 7.4%(40代 8.5%、50代 6.3%) 女性 4.6%(40代 4.3%、50代 5.0%)
介護士や医療従事者から
男性 7.4%(40代 10.4%、50代 4.2%) 女性 3.2%(40代 1.9%、50代 4.5%)
有名人が話していた
男性 4.5%(40代 6.6%、50代 2.1%) 女性 8.3%(40代 7.2%、50代 9.4%)
恋人・パートナーから
男性 4.0%(40代 0.9%、50代 7.3%) 女性 0.5%(40代 0.5%、50代 0.5%)
YouTube
男性 3.5%(40代 4.7%、50代 2.1%) 女性 2.0%(40代 1.4%、50代 2.5%)
広告やホームページ
男性 3.0%(40代 2.8%、50代 3.1%) 女性 7.6%(40代 6.3%、50代 8.9%)
親から
男性 1.5%(40代 2.8%、50代 0.0%) 女性 0.7%(40代 1.4%、50代 0.0%)
子どもから
男性 0.5%(40代 0.9%、50代 0.0%) 女性 0.5%(40代 0.0%、50代 1.0%)
- ③【介護脱毛する中高年男性、どう思う?】男女とも9割以上「肯定的」と回答(男性93.9%・女性97.4%)
■質問/中高年男性の『介護脱毛』、あなたはどのように感じますか?(単一回答)
肯定的 男性 93.9%(40代 94.0%、50代 93.7%) 女性 97.4%(40代 98.9%、50代 95.8%)
否定的 男性 6.1%(40代 6.0%、50代 6.3%) 女性 2.6% (40代 1.1%、50代 4.2%)
- ④男性の6割以上、女性8割が『介護脱毛、希望』(男性:62.6%・女性:78.9%)※脱毛済みも含む
◎特に40代の男女は、ともに「介護脱毛希望者」が多い傾向に(40代/男性:63.9%・女性:88.8%)
◎2020年と比べ、「介護脱毛」希望者は男性2.2倍・女性は1.5倍に増加
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■質問/介護(老後)に備えて、『介護脱毛』をやりたいと思いますか?(単一回答)
はい 男性 62.6%(40代 63.9%、50代 61.4% ) 女性 78.9%(40代 88.8%、50代 69.1%)
いいえ 男性 37.4%(40代 36.1%、50代 38.6% ) 女性 21.1%(40代 11.2%、50代 30.9%)
全国で25院展開する男性脱毛専門の医療脱毛専門院『メンズリゼ』(2023年8月24日以降は全国26院展開へ) |
【MEN’S RIZE × かまいたち】 お笑い芸人「かまいたち」が『メンズリゼ』の公式アンバサダーに就任各CMやメイキング動画ほか特設サイトで公開中 ▶ https://www.mens-rize.com/ad/ |
◎診療科目:美容皮膚科(医療脱毛専門)
◎診療時間:10:00~20:00(不定休、予約制)※提携院は各院に準ずる
◎公式HP:https://www.mens-rize.com/
●メンズリゼは、男性専門の医療脱毛専門院です(保険適用外の自由診療)
全国に25院展開(※)しており、ヒゲや全身、鼻毛やアンダーヘア周辺(男性器まわり)ほか全身すみずみまで脱毛施術が可能です。
2023年8月24日(木)に「メンズリゼクリニック池袋院」が開院予定です。(※2023年8月24日(木)には池袋院が開院。全国26院展開へ)
女性は、姉妹院である「リゼクリニック」があります。
(リゼクリニック診療部長 大地まさ代医師へのご取材も可能です)