厚生労働省の身体活動指針である「アクティブガイド」で推奨されている”+10(プラステン、今より10分多く体を動かそう)”の実践が有益であること。が話題です!
”+10″は、日常生活で実行できる3メッツ(安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかを示す値)以上の中強度の身体活動を、今よりも1日あたり10分間増やすことを促す取り組みです。
例えば、死亡リスクを減らすために必要な1日の歩数は、高齢者全体およびフレイルでない高齢者では、1日に5,000~7,000歩。なんですって!
フレイルに該当する高齢者では、1日の歩数が5,000歩までは、死亡リスクに有益な効果があらわれないが、5,000歩を超えると、死亡リスクは減少する。という研究結果が出ています。
現状ですでに歩数が多い高齢者はもちろんですが、座りがちで歩数の少ない高齢者も、今より少しでも歩数を増やすことでより長生きできる可能性が高まることが示唆された事になります。
出典:早稲田大学スポーツ科学学術院、2022年
ではウォーキングで5000歩を稼ぐには何分ほど歩けば達成できるのでしょうか?
歩幅70cmとすると5000歩で3.5km歩くことになります。 成人男性の歩行速度は時速4.7 km程度と言われていますから3.5km歩くには45分ぐらいかかります。
なので45分間歩くといいという事になりますね。
とはいえ・・・・暑かったり、寒かったり、雨が降ったり、なかなか外を歩くのが大変と思う方は
テレビを見ながら、音楽を聴きながら、チャレンジしてみましょう!