集英社新書『ヤング中高年 人生100年時代のメンタルヘルス』(竹中晃二・著)が9月16日(金)発売。50~60代、人生後半戦をサバイブする方法とは?

体力が低下するだけでなく、こころを「病む」人が多くなっている50~60代。そんな“ヤング中高年”のメンタルを守り、人生後半戦をなんとか穏やかに楽しく生きる術を明かす!

 

人生100年時代、世間では50~60代はまだまだ「若い」と言われる。この年代は、職場では第一線として働き続ける一方で、さまざまなハラスメントに配慮しながら難しい管理業務もこなさなければならない。日に日に感じる体力とモチベーションの低下……。そして仕事を離れても、家庭では介護問題やローンなどの金銭的負担が伸し掛かる。このように、自分はまだ若いと時代に抗う“ヤング中高年”は、公私ともにストレスを抱え、こころを病んでしまう人が多い。本書では、彼らのメンタルを守りポジティブに生きる方法を、日本のメンタルヘルス予防研究の第一人者が詳細に紹介する。

【目次】
はじめに
第1章 ヤング中高年の困惑
第2章 日本のメンタルヘルス対策の現状
第3章 メンタルヘルス問題のプリベンション(予防)
第4章 メンタルヘルス・プロモーション─こころのABC活動
第5章 その他のメンタルヘルス・プロモーション
第6章 メンタルヘルス・プロモーション活動を習慣化させる
第7章 まわりの人のメンタルヘルスをよくする
第8章 コロナ禍におけるメンタルヘルス・プロモーション
おわりに

  • 書籍情報

書名:ヤング中高年 人生100年時代のメンタルヘルス
発売日:2022年9月16日(金)
著者:竹中晃二(たけなか・こうじ)
定価:946円(10%税込)
体裁:新書版
ページ数:192P
ISBN:978-4-08-721231-0
https://shinsho.shueisha.co.jp/

  • 著者プロフィール

竹中晃二(たけなか こうじ)
1952年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。Doctor of Education(ボストン大学)、博士(心理学)(九州大学)。早稲田大学教育学部卒業、ボストン大学大学院修士・博士課程修了。専門は健康心理学、応用健康科学。著書に『ストレスマネジメント―「これまで」と「これから」―』(ゆまに書房)、『アクティブ・ライフスタイルの構築:身体活動・運動の行動変容研究』(早稲田大学出版部)など多数。

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