■「知らなくて損をした・・・」の後悔はこの1冊でなくなる!
これまで「お金」や「働き方」を会社任せにしてきた人も、必要に迫られて考えざるを得なくなるのが、定年が見えてくる時期です。退職金や年金、失業保険などのもらい方から、今後の住まいや医療・介護のことなど、この時期に決断しないといけないことはたくさんあるのに、どうしたら「最もおトクな選択」をできるのかを誰も何も教えてくれません。そんな50代~60代の定年前後世代に向けて、選択を誤ると“大きく損をする”ポイントにしぼって解説した1冊です。
本書は、2020年の発売以来、「いちばん、分かりやすい」「本書を読んで本当に得した!」など読者から多くの反響を集めた『定年前後のお金の正解』を、2022年の年金改正、2024年からの税制改正も含めて、最新情報にアップデートしたものです。本格的な人生100年時代に突入し、知っていると知らないでますます差がつく選び抜いた情報を、テレビやラジオの出演多数の人気税理士である著者が、分かりやすく解説します。
本書で解説する「はまりがちな落とし穴」や「ちょっとした工夫でできるコスパの大きな裏ワザ」などをすべて実行すれば、総額で2000万円以上「手取り」を増やせる人もいる、と著者は言います。「知らなくて損をした・・・」と後悔をしないためにも、読むべき1冊です。
<前作から追加したトピックス>
・年金の受け取り年齢上限の変更
・2024年からの新NISA
・インボイス制度
・医療費と介護費の合算制度
・生前贈与の改正 など
■やるべきことが一目でわかる!「定年前後のお金のカレンダー」付き!
退職する年に向けて準備しておくこと、退職直前や退職の時にやるべきこと、その後起こることなどを、時系列でまとめた「定年前後のお金のカレンダー」を巻末に掲載。いつ頃に何をやるべきかが一目でわかり、定年前後をより具体的にイメージできます。
索引になっているので該当ページもすぐにわかります
■目次
第1章 「退職金」の手取りを最大化!
第2章 「年金」で絶対損しない!
第3章 働き損にならない「働き方」
第4章 「独立」するなら徹底節税!
第5章 「住まい」のお金を最小化
第6章 「病気」と「介護」に万全の備えを
第7章 「遺産相続」は最大の落とし穴
■著者プロフィール:板倉京(いたくら・みやこ)
マネージャーナリスト・税理士。保険会社勤務の後、いったん専業主婦になるも、一念発起して、税理士資格を取得。大手会計事務所、財産コンサルティング会社勤務などを経て、2005年に税理士事務所を開業。女性税理士の組織 株式会社ウーマン・タックス代表。相続や資産運用に詳しい税理士として、シニアのクライアントを多く抱え、年間100人以上の相談を受ける。また、一児の母でもあり、実生活に根差した視点とわかりやすい解説から、テレビや雑誌などでも人気。「あさイチ」、「大下容子ワイド!スクランブル」などのテレビ出演や、全国での講演も多い。著書に「夫に読ませたくない相続の教科書」(文春新書)、「税理士がアドバイスする!! 相続手続で困らないエンディングノート」(ぎょうせい)「ひとりで楽しく生きるためのお金大全」(ダイヤモンド社)などがある。
■『定年前後のお金の正解 改訂版』
著者:板倉京
定価:1,650円(税込)
発売日:2023年8月2日
発行:ダイヤモンド社
判型:46判並製・304ページ