【遺贈寄付ウィーク2023】シニアのペット終生飼育に関する悩みと遺贈寄付を通じた備え

-10月1日(日)愛鳥祭にて、レディーフォーが個別相談会を実施-

023年9月11日から9月17日まで実施される「遺贈寄付ウィーク」の開催に伴い、当相談窓口に寄せられるペットを飼うシニアからのお悩みをまとめました。また、愛鳥家のシニアの皆様からの遺贈寄付の相談を受付ける場として、10月1日(日)第7回愛鳥祭にて個別相談会を実施いたします。

当社では、2021年4月より「レディーフォー遺贈寄付サポートサービス」を立ち上げ、NPO・大学・医療機関などの活動団体の遺贈寄付受入に関する包括支援の実施、および遺贈寄付・生前寄付を検討されている個人向け相談窓口を開設し、サポートを行っています。

「遺贈寄付」とは、NPO法人、病院、学校等の団体に自分の遺産や自分が相続した財産の一部または全部を寄付することを指します。近年、終活への意識の高まりや、おひとりさま世帯の増加などを背景に、遺贈寄付に対する意識・関心が高まっています。

・「レディーフォー遺贈寄付サポート窓口」ページ:https://izo.readyfor.jp/

相談窓口では、ペットを託す先への不安や死後事務などのご相談も承っています。特にペットを飼うシニアの中には、自分の死後、周りにペットを引き受けてくれる人がおらず、託す先について不安を抱える方がいます。

  • ペットの飼い主の悩みと課題

飼い主に死亡、病気、入院などの万が一のことがあった際、ペットを託す先が決まっていないことで、ペットの命が危険に晒されるリスクがあります。ペットの平均寿命が伸びていることもあり、生前から終生飼育の責任を果たすための備えが必要です。

また、「飼い主の死亡・病気・入院」に伴い、保健所や愛護団体に動物たちが持ち込まれるケースが相次いでいます。飼育放棄する飼い主の年齢層として、60代以上が56.3%(※1)を占めるなど、シニアによるペットの飼育放棄は社会的な課題になっています。

(※1)第34回動物臨床医学会「犬の飼育放棄問題に関する調査から考察した飼育放棄の背景と対策」

  • 飼い主の悩みを解決するための「ペット後見」とは?

「ペット後見」とは、ペットを託す先を決め、終生飼育の責任を果たすための取り組みです。飼い主が生きている間にペットのためにできる重要な備えです。遺贈寄付、負担付贈与契約、死後事務の委任契約、ペット信託等の方法があります。

  • 遺贈寄付を活用したペット後見

特に、おひとりさまの増加等の要因があり、遺言書の作成を通じてペットを引き取り飼育してくれる団体へ、遺産を遺す「遺贈寄付」が注目され始めています。

レディーフォー 遺贈寄付サポートサービスでは、犬や猫、鳥類等の飼育支援・保護活動を行っている団体をご紹介しています。代表的な団体としては以下の通りです。

・ピースワンコ・ジャパン(認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン):殺処分ゼロをめざし、保護犬を飼育・譲渡

・認定NPO法人アニマル・ドネーション:犬猫の保護施設や訓練犬の育成等に取り組む団体の支援

・認定NPO法人TSUBASA:飼い鳥の保護活動と適正飼養の啓発

  • ■遺贈寄付ができる動物関連の団体「認定NPO法人TSUBASA」イベント情報

認定NPO法人TSUBASA主催の第7回愛鳥祭にて、「レディーフォー 遺贈寄付サポート相談窓口」を設置し、シニアの皆様が抱える終活のお悩みを解決する個別相談会を実施します。

・イベント詳細:遺贈寄付コンサルタント3名が鳥を飼育するシニアの皆様が抱える、終活や遺贈寄付に関するお悩みを解決します。

・日時:2023年10月1日(日)

・場所:東京都立産業貿易センター浜松町館(〒105-7501東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)

・詳細URL:https://aichousai.jimdofree.com/

  • 「レディーフォー 遺贈寄付サポートサービス」とは

当社では、2021年4月より「レディーフォー遺贈寄付サポートサービス」を立ち上げ、遺贈寄付・生前寄付を検討されている個人向け相談窓口を開設し、これまで600件以上のご相談を受け付けてきました。

当サービスでは、相続や遺言に関するキャリアを持つ遺贈寄付コンサルタントが多数所属し、相談対応、団体紹介、士業や見守りサービス等の紹介など包括的な終活サポートを提供しております。また、厳選された170件以上の団体を寄付先としてご紹介しています。


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