「新語・流行語大賞」は1年の間に話題になった出来事や発言、流行などの中からその年を代表することばを選ぶ賞で、ことしは30のことばがノミネートされました。
この中のトップテンが1日、東京で発表され、年間大賞には、プロ野球で56本のホームランを打つなどの活躍をみせたヤクルトの村上宗隆選手に対し、SNSからニュースまで広く使われるようになった「村神様」が選ばれました。
そんな流行語大賞ですが・・・・先日ワイドナショーで「z世代の流行語大賞」があるんだから「シニア」もあっていいよね~
何がノミネートされる? 「葬儀」「仏壇」?? なんて話が行われていましたが、シニア世代の私としては「なんでやねん?」の気分でございました(笑)
シニアといえば葬式、仏壇(笑) そんなことないんです!
こんなトレンドを見つけました!
デジタル、食、おしゃれ、エンタメ…意外なシニアの一面も?2022~2023年シニアトレンド
出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」
1.「スマ活シニア」
スマホ保有は当たり前。コロナ禍を経て、動画、SNS、スマホ決済、ポイ活など、デジタル活用が急速に進んだ。今後はスマートウォッチや音声サービスの利用が拡大の兆し。
2.「推し活で若返り」
推しがいるシニア女性は35.2%。推しに使う平均金額は年間9万円。
トキメキが行動や生活を変え、心身にポジティブな効用をもたらしている。
3.「とっくにSDGs」
「食材を使い切る」「無駄使いしない」など丁寧な暮らしを続けてきたシニア世代。これからも賢いSDGs生活をけん引するオピニオンリーダーに。
4.「コンパクト終活」
生前整理を「シートに書くだけ」にしたら、身のまわりも気持ちもスッキリ。葬式準備を「身内だけ」にしたら、伝統や形式などしがらみからも解放。
5.「AGE(アゲ)メイク」
眉毛や目元をメイクすると気持ちもシャキッとする。外出意欲の高まりで、年齢に合ったポイントメイクで華やぎたいというマインドがさらに高まる。
6.「素材まるごとおやつ」
加齢で不足しがちなカルシウムや食物繊維をおいしく手軽に摂れるおやつブームが続いている。これからも新しい食スタイルやおやつトレンドをシニア世代が発信。
発表会後半では、タレントの麻木久仁子さんと心療内科医/エッセイストの海原純子先生も交え、梅津とのトークセッションを実施。BTSのファンと公言されている麻木さんの推し活事情など、この世代ならではの悩みや楽しみをお話してくださいました。また、最近YouTubeも始めたという麻木さん。何かを始める“ファーストギア”さえあれば、素直に新しくチャレンジできるし、克服する過程が面白い、といったお話があり、海原先生も「失敗しないとうまくならない」という気持ちが大事と仰っていました。
ウェルエイジング(Well-aging)な社会に向けた2022-2023のトレンド
「また誕生日が来ちゃった」「バースデーのお祝いを素直に喜べない」。
シニアの負の感情の主原因は「健康・美容」と「デジタル社会」。健康・美容の衰えは、加齢によりおきる課題です。誰もが平等に訪れますが個人差があります。また、急速なデジタル社会の変化に追いつけないことが不安やコンプレックスにつながっています。
「歳を重ねるごとに意欲的」「祝われることが嬉しい」となるためには、どうすればよいのでしょうか。
一つは、歳を重ねたからこそ得る「宝」に気づくこと。たとえば、知識・経験、時間、人脈、お金といったことです。決して平坦ではなかったに違いない長い道のりを乗り越えて手に入れた心の広さや優しさもあるかもしれません。実は失ったものより得たものの方が多いのではないでしょうか。生活の知恵として賢く丁寧に続けてきた『とっくにSDGs』が実は地球や次世代を守ることに気づきました。このように発揮されずに眠っていた能力が、デジタルを味方に付けることで活かせるとわかってきました。自分が社会で活かせることに気づいた喜びははかり知れません。賢いデジタル活用によって開眼する『スマ活シニア』が増えたら市場も社会もさらに活気づいていくでしょう。
一つは、未来を想像してワクワク・スッキリすること。VUCA(ブーカ)時代で、先行きが不透明な社会なので中々未来に希望を持つことが難しいです。次世代の未来も自分の未来(余生)も前向きに捉えるにはきっかけが必要です。『AGEメイク』をして美しくおしゃれな自分、『推しきっかけで若返る』自分、『素材まるごとおやつ』を食べて一生歩ける自分を想像したら、ワクワクしました。億劫だった生前整理も死後の準備も『コンパクト終活』をしたら、しがらみから解放されてスッキリ。ワクワク・スッキリした未来をイメージできるモノやコトがこれからもシニアを幸せにしていくことでしょう。
「歳を重ねるのも悪くない」「スマートにワクワクと人生を重ねたい」と思えるウェルエイジング(Well-aging)な社会をこれからも見つめていきます。
そのトーリ!!
シニアを馬鹿にしてはいけません(笑) まだまだワクワクしたいわたしです!