アストラゼネカ、卵巣がんの疾患啓発に注力「正しく知って備えよう、卵巣がん啓発セミナー」開催のお知らせ

~一般女性における卵巣がんの理解向上と婦人科受診の重要性を訴求~

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井 貴史、以下、アストラゼネカ)は、2023年9月8日(金)に一般女性を対象とした卵巣がん疾患啓発イベント「正しく知って備えよう、卵巣がん啓発セミナー」をZoomによるオンライン形式にて開催します。本イベントでは、専門医やウィメンズヘルスに知見のある方たちをお招きし、卵巣がんへの理解を深め、婦人科受診の重要性についてわかりやすく解説します。

卵巣がんは婦人科がんの一つであり、日本では毎年約13,000人の方が新たに卵巣がんと診断されています(1)。卵巣がんは予後が不良であり、50~70%の患者さんが5年以内に亡くなる死亡率の高いがんです(2)。初期の卵巣がんは自覚症状が表れにくく、診断された時には既にがんが進行していることも少なくありません(3)。また、乳がんや子宮頸がんは早期診断に繋がる検診が確立しているのに対し、卵巣がんには国が指針として定める検診がなく、早期発見を難しくしている要因と考えられています(3)。

アストラゼネカが2021年に一般女性(1,314名、20~70代)を対象に実施した卵巣がんの意識調査では、「発症しやすい年齢」「リスク要因」「自覚症状」のいずれの項目でも、乳がんや子宮頸がんと比較して「わからない」と回答した人が多く、卵巣がんに対する一般女性の知識の低さが確認されました(4)。また、全体の57%が婦人科検診を受けておらず、卵巣がんの罹患が増加しはじめる40代以降(5)(好発年齢は50~60 代)においても半数以上が検診を受けていないことが明らかとなりました。

さらに、2022年に卵巣がん患者さん(119名)を対象に行った調査では、49%の患者さんが「卵巣がんについてより多くの知識を持っていたとしたら、もっと早い受診につながる」と回答しており(6)、卵巣がんの理解を高めることが、早期の婦人科受診および早期発見・治療に寄与する可能性が示唆されました。

アストラゼネカでは、卵巣がんに関する正しい情報の訴求と患者さんのより良い治療をサポートするべく、疾患啓発に注力しております。卵巣がんに関心のある方はこの機会に是非ご参加ください。

<開催概要>

日時:9月8日(金)19:30~20:30

形式:オンライン(Zoom配信)

参加費:無料

参加申込:下記リンクまたは二次元コードを読み取ってお申込みください。

https://www.ransogan.jp/info/230731/?utm_source=az&utm_medium=display&utm_campaign=carepro1&utm_id=event

登壇者:

小松 宏彰 先生(鳥取大学医学部附属病院 女性診療科群 講師)

永田 京子 さん(NPO法人ちぇぶら、更年期トータルケアインストラクター)

SHOKOさん(MAKE UPプロデューサー)

司会:

林家つる子さん(落語家)

以上

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アストラゼネカの卵巣がんにおける情報提供について

アストラゼネカは、「患者中心」の実現を目指す中で、卵巣がんに関する正しい情報の訴求と患者さんのより良い治療をサポートするべく、情報提供をはじめとする疾患啓発に注力しています。当社では、Web サイト「卵巣がん.jp」(https://www.ransogan.jp/)およびLINEアカウント「わかる卵巣がん」を通じて、卵巣がん関するさまざまな情報を提供しており、卵巣がん患者さんとそのご家族向けに、卵巣がんに関する情報(検査・診断・治療など)をわかりやすくご紹介しています。また、オンラインによる啓発セミナーを通じて一般女性に向けた情報提供も行っています。

アストラゼネカについて

アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細については

http://www.astrazeneca.com または、ツイッター@AstraZeneca(https://twitter.com/AstraZeneca)(英語のみ)をフォローしてご覧ください。

日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。フェイスブックAstraZeneca.Japan(https://www.facebook.com/AstraZeneca.Japan/)と インスタグラム AstraZeneca / アストラゼネカ(https://www.instagram.com/astrazenecajapan/)もフォローしてご覧ください。

Reference

1. 国立がん研究センター がん情報サービス 全国がん罹患データ(2016~2019年)

https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/dl/index.html (2023年7月アクセス時)

2. National Cancer Institute. Cancer Stat Facts: Ovarian Cancer.

https://seer.cancer.gov/statfacts/html/ovary.html (2023年7月アクセス時)

3. 国立がん研究センター がん情報サービス 卵巣がん https://ganjoho.jp/public/cancer/ovary/index.html

4. アストラゼネカ株式会社 「卵巣がんに関する意識調査」(2021年)

https://www.astrazeneca.co.jp/content/dam/az-jp/press-releases/pdf/20211020_01.pdf

5. 国立がん研究センター がん情報サービス グラフデータベース「年齢階級別罹患率(全国推計値)2015年」

https://gdb.ganjoho.jp/graph_db/gdb1?dataType=30(2023年7月アクセス時)

6. アストラゼネカ株式会社 「卵巣がん患者調査レポート」(2023年)

https://www.astrazeneca.co.jp/content/dam/az-jp/press-releases/pdf/20230524.pdf

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